調査リポート
モバイルで検索、“1語検索”が減少傾向
アイレップとYICHAが、モバイル検索の利用実態に関する調査結果を発表。検索窓に1つの言葉のみを入れる「1語検索」は減少傾向にあるという。
アイレップとYICHAは2月29日、共同で実施したモバイル検索の利用実態に関する調査結果を発表した。
調査によれば、「ねこ鍋」などのキーワードは検索数が急増。また前回の調査時に13位だった「脳内メーカー」は70位前後まで低下し、36位だった「体内メーカー」が23位に上昇するなど、話題になった情報やコンテンツに関する検索数は、携帯電話では顕著に増減する傾向が見られたという。
また、前回10月の調査では、約85%だった「1語検索」が、今回の調査では約64%と20%以上低下した。これは文字入力の操作性向上やモバイル検索ユーザの検索リテラシーの向上、複数語で検索した場合の検索体験の向上などが原因と推測している。
今回の検索YICHAでのキーワードバリエーション調査では、1日に101回以上検索されるようなビッグキーワードは、前回の1.19%から0.65%と低下している。1日の検索数が10回以内のキーワードが約92%となっており、企業のマーケティング担当者は、1日に数回しか検索されないユニークキーワードや、増加する複数語キーワードといった特性を意識して、携帯SEM戦略を立てていくことが求められるという。
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