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2008年後期のユニバーサルサービス料、月額6円に──現在と同額
TCAは2008年6月から12月に適用するユニバーサル料を公表。2008年1月から6月に適用する料金と同額の、月額6円/番号とした。
期間 | 金額 |
---|---|
2007年1月〜6月 | 月額7円/番号 |
2007年7月〜12月 | 月額7円/番号 |
2008年1月〜6月 | 月額6円/番号 |
2008年7月〜12月 | 月額6円/番号 |
電気通信事業者協会(TCA)は4月29日、2008年7月から12月のユニバーサルサービス料を月額6円/番号に算定したと発表した。
ユニバーサルサービス料は、ユニバーサルサービス(第一種公衆電話、特例料金となる離島通話、110番、118番、119番といった緊急通報など)の確保・維持に必要とする費用を他社通信会社全体(固定電話、携帯電話・PHS、IP電話など)で応分に負担するもので、契約1番号ごとに課される。番号単価は算定対象電気通信番号の総数増減見込みなどを勘案し、半年に1度、金額の見直しが行われる。
2008年7月から12月のユニバーサルサービス料は2008年1月末時点の算定対象電気通信番号総数に基づき算定。算出対象番号は1億8452万1283件で、2007年6月末から131万3865件増加(増加率0.72%)。NTT東日本にかかわる修正番号単価は3.53123822円(現在3.52441362円)、NTT西日本は2.46876178円(2.47558638円)とし、現在(2008年1月から6月)適用する月額6円/番号と同額とした。
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