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“Cyber-shot”ならではのおもしろさが詰まっている──「Cyber-shotケータイ W61S」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/7 ページ)

ドコモに続き、auでも“ケータイカメラはこうあるべき”と提案するソニー・エリクソン製のハイエンドデジカメケータイが登場した。ドコモ版“Cyber-shotケータイ”や本家“Cyber-shot”とどう違うか、SO905iCSとCyber-shot Tシリーズと比べた作例とともに「Cyber-shotケータイ W61S」のカメラ機能をチェックしていく。

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 続いて室内で撮ろう。

 基本ISO感度はISO80相当。撮影場所が暗くなると自動的にどんどん増感される仕組みだ。

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スーパーの果物売り場 ISO125
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昼間の室内 ISO160
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明るい蛍光灯下で撮影 ISO80
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白熱灯下で撮影 ISO160
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ろうそくの光だけで撮影 ISO500

 さすがに感度が上がるとディテールがあやしくなり、ノイズ低減処理をかけた画像独特の不自然さが出てくる。ただ、もとが5MサイズなのでPCの画面である程度縮小した状態で表示したり、Lサイズで印刷するくらいであればまず気になるまい。

 デジタル手ブレ補正機能はAUTOかオフのどちらかに設定できる。AUTOにすると必要なときだけ自動的に補正が働く仕組みだ。ただ、手ブレ補正が有効だとオフの時と比べて画角がやや狭くなる。上下左右の周辺部をカメラが動いた時の補正用として確保するからだ。

 ちなみに、このくらい差が出る。けっこう大きいので、このカメラのくせとして覚えておくとよいだろう。

photophoto 左:手ブレ補正有効 右:手ブレ補正オフ

 シャッタースピードが遅くなるときは手ブレ補正はやはりありがたい。しかし、画角がやや狭くなることと、手ブレ補正処理が加わるとどうしてもディテールの描写が若干落ちる。ここは悩ましい。

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