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“Cyber-shot”ならではのおもしろさが詰まっている──「Cyber-shotケータイ W61S」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/7 ページ)

ドコモに続き、auでも“ケータイカメラはこうあるべき”と提案するソニー・エリクソン製のハイエンドデジカメケータイが登場した。ドコモ版“Cyber-shotケータイ”や本家“Cyber-shot”とどう違うか、SO905iCSとCyber-shot Tシリーズと比べた作例とともに「Cyber-shotケータイ W61S」のカメラ機能をチェックしていく。

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 続いてあずまやの作例を。

photophoto あずまや 左:Cyber-shotケータイ W61S 右:Cyber-shot DSC-T200
photophoto あずまや 左:Cyber-shotケータイ W61S 右:SO905iCS

 SO905iCSは撮影した季節が違うので絵の傾向がやや違うものの、こうしてみるとCyber-shotケータイ W61Sの写りはかなり優秀である。DSC-T200とよく比べると、確かにディテールの描写力や四隅の描写など気になる点も多々あるが、まあこれだけ小さく作ったのだから仕方がない面もある。

 続いて青空。この季節の空はあまり鮮やかでないのだが、まぁこんな感じだ。

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青空

 W61Sのレンズは35-105mm相当の光学3倍ズームレンズで、F2.8-5.4。屈曲光学系ズームなのでレンズは本体から飛び出ない。

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広角側
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望遠側
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さらに4倍デジタルズーム

 デジタルズームはとりあえず参考まで。ともあれ、光学ズームの範囲でこれだけ大きくきれいに撮れる。

 ついでにもう1つ望遠。

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望遠(GPS情報埋め込み)

 この作例にはGPS情報を埋め込んでみた。このように、写真にGPSによる位置情報を簡単に埋め込めるのもCyber-shotケータイ W61Sを楽しく使える機能の1つだ。ジオタグ対応ソフトを持っている人は実サイズの作例から撮影場所をチェックしてみてほしい。Cyber-shotケータイ W61SやCyber-shotに付属するソフトを使ってもいいし、最近はジオタグに対応した写真共有サイト(GoogleのPicasaウェブアルバムなど)も増えており、そういうところにアップロードすると自動的に撮影場所の地図とリンクしてくれる。

 さて、望遠は近くのものを大きく撮るときにもいい。背景もそれなりにぼけてくれる。

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望遠側で花を撮影

 なお、Cyber-shotケータイ W61Sは「1.1倍」相当のズーム位置でカメラが起動する。広角端で撮りたいときは、ワイド側のズームキーを1回押すこと。

 さらに縦横検知機能も備える。これはとてもありがたい。

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縦向きで撮影

 本体を縦にして撮るときちんと縦位置で記録される(画像自体は横向きだが、Exif対応画像ビューワで見ると縦位置で表示される)。

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