写真で解説する「P906i」（2/5 ページ）

好評のWオープンスタイルはそのままに1.1ミリの薄型化を果たし、デザインの小リニューアルを行った“P905iの正常進化モデル”がパナソニック モバイルの「P906i」。P905iTVなみのワンセグ性能、顔認識AF付きカメラ、そして横向きのヨコオープンスタイル用インタフェースなどを新たに備え、細かい機能や使い勝手がかなり進化した。

[岩城俊介，ITmedia]

　P905iのソフトウェアで最も気になっていたこと、それがヨコオープンスタイル時の使い勝手だった。ワンセグとフルブラウザ、一部の対応iアプリ使用時はヨコオープンスタイルと連動して横向きのまま使えたが、それ以外は端末をノーマルスタイルに戻すか、縦向きに持ち直して使う方法を強いられたわけだ。

　P906iは、それを解決する新たな横向きメニューを備えた。ヨコオープンスタイルでメニューを開く（ヨコオープン動作と連動して横向きメニューを表示する連動設定も可能）と、横向き専用のメニューが表示される。マイピクチャ、PC動画、iモーション動画、ワンセグ視聴、ワンセグ録画番組再生、フルブラウザ、iアプリの各機能を横向きのまま操作できる。

　待受画面も横向き表示に対応する。P905iTVに備えた待受画面の縦／横切り替え機能のように、別途“横画面モード”用の設定項目を設け、縦／横個別に表示スタイルを設定できる。

P905iの待受画面の一部。ボディカラーに合わせたテーマの時計・カレンダー付きFlashデータも用意する

メニューアイコンのデザインは、本体カラーに合わせていくつかのパターンがある。左上からメタル、ブラック、ホワイト、ピンク

ドコモ端末の“標準”（各機種に同じきせかえツールデータが内蔵される）とするメニューデザインもきせかえツールとして内蔵する。上下左右キーの操作で第2階層へ、中央は以前使った機能の最新10件表示するモードとなる。ドコモはこの標準メニューで操作性の統一も図りたい考えのようだ

携帯初心者や若年・シニアユーザーにも操作しやすいシンプルモードも備える。同時に大きな文字サイズに変更してくれる

待受画面は背景画像と組み合わせて、スケジュールのみ、1カ月カレンダー＋スケジュール、1カ月カレンダーのみ、2カ月／3カ月カレンダーの表示を選択できる

待望のスケジュール連動表示機能が備わった（P705iには搭載されたが、P905iにはなかった）。スケジュールに保存した当日の予定を待受画面に表示してくれる