番号非通知の着信、3割が“着信そのものを拒否”
アイシェアが、電話帳に登録していない番号からの着信に関する意識調査の結果を発表。番号非通知の電話は、着信そのものを拒否している人が約3割に達し、電話帳に登録されていない番号の着歴が残っていた場合は、9割が「かけ直さない」と回答している。
アイシェアは6月17日、「電話帳登録外番号からの着信に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月29日から6月2日まで、同社が提供するサービスの会員を対象に実施したもので、有効回答数は493人。
携帯電話の電話帳に登録されていない番号から電話がかかって来た時、どのようにするかについて、「090や080、070で始まる番号(携帯・PHSの番号)」「03など市外局番で始まる番号(固定電話の番号)」「非通知設定」のそれぞれの場合で聞いたところ、「携帯・PHS」の場合「出る:1回目の着信で」が26.2%、「出る:2回目以降の着信で」が16.6%で、合わせると42.8%となった。
「固定電話」の場合は、1回目で出るのが28.8%、2回目以降で出るのが17.4%、合わせると46.2%で、携帯・PHSよりも出る人の割合が少し高い。また「非通知」の場合は1回目で出るのが14.8%、2回目以降で出るのが6.7%と、合わせて21.5%となり、出る人の割合は番号を通知している場合に比べて半分程度だった。男女別では、いずれの場合も、男性より女性の方が電話に出る割合は低かった。
「非通知」の場合、着信そのものを拒否している人も27.0%に達しており、番号が明らかでない相手は警戒する人が多いといえそうだ。なお、電話帳に登録されていない番号の着信履歴が残っていた場合、全体の90.7%が「かけ直さない」と回答している。
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