ケータイがアートやインテリアとコラボ――KDDIの新プロジェクト「another work*s」

生活の一部となったケータイを、ファッションにとどまらず、インテリアやアートとして展開――。「another work*s」は、KDDIのこんな発想から生まれたの新プロジェクトだ。デザインオフィス「nendo」や新進アーティストらとコラボレーショングッズを開発し、オリジナル商品として展開する。

[ITmedia]

　KDDIは、アートやインテリアとケータイのコラボレーションを通じて、ケータイ発の製品やライフスタイルを提案するプロジェクト「another work*s」を立ち上げると発表した。同社は5月に、ファッションとケータイのコラボレーションプロジェクト「mobile fashion」を立ち上げており、新たなプロジェクトで“もうひとつ先のケータイライフ”を提案する。

　第1弾のアイテムとして、CIBONEがプロデュースを担当し、デザインを「nendo」が手がけたコンセントプレート「socket-deer」やワイヤレススピーカー「music-cage」、＋81の5人のアーティストの作品をオリジナル商品として発売。また、7月2日から6日にかけて東京・渋谷のCASA Jingumaeで、新商品やアート作品を紹介するイベント「MOBILE in FOREST Exhibition」を開催する。

nendoのコンセントプレート「socket-deer」。充電中の携帯電話を掛けておける硬質ウレタンゴム製のコンセントプレート。スイッチプレートとして利用する際には、鍵やアクセサリーなどの小物をシカの角にかけられる

Bluetoothケータイとワイヤレスで接続できる鳥かご型のスピーカー。天井から吊れるペンダントタイプ、テーブル用、フロア用の3種類をラインアップする

＋81のアート作品。左上から横にenamel.の「oyasumi ohayo」、OHGUSHIの「Rhythm1/Rhythm2」、黒田潔の「The Golden Dark （金の闇）／The Red Dark（赤の闇）」、浜田武士の「Zwischen／Punkt」、福井利佐の「auの木」。写真：石坂大輔

　発表された商品は、「EZweb」上の「another work*s」サイト、PCサイトからの購入が可能。another work*sへのアクセスは、ケータイ、PCともに「 http://anotherwork-s.com 」から。