iPhone対抗の「HTC Touch Diamond」、日本でも間もなく登場か:HTC Nippon スマートフォン ショーケース
HTC Nipponが、自社のスマートフォン全10機種を一堂に紹介する「HTC Nippon スマートフォン ショーケース」を開催。HT1100ユーザーというIKKOさんが、七夕の織姫をイメージしたドレスで登場した。
HTC Nipponは7月3日、自社の製品ラインアップを一堂に集めて展示する「HTC Nippon スマートフォン ショーケース」を開催した。会場には、プライベートでもHTCのスマートフォンを愛用するという美容家のIKKOさんも登場し、同社製端末の魅力を紹介した。
HTC Nipponは、世界的なスマートフォンメーカーであるHTCの日本法人。2006年3月の創立からわずか2年半で、NTTドコモ向けに「hTc Z」「HT1100」、ソフトバンク向けに「X01HT」「X02HT」「X03HT」、イー・モバイル向けに「EMONSTER」と、間もなく発売される「EMONSTER lite」という7機種を供給。さらに自社ブランドとしてSIMロックフリーの「HTC Shift」「HTC X7501」「HTC P3600」という3端末を販売している。今回のイベントにはこれら全10機種が一堂に会し、同社製スマートフォンの魅力をアピールした。
イベントの冒頭、HTC Nippon代表取締役社長のデビッド・コウ氏は「HTCグループは世界の中でも最も戦略的なポジションにある端末メーカーだ。そして日本は、PCよりも携帯電話が普及しているというユニークな市場。そういう国でスマートフォンは大きな可能性を持つだろう」とあいさつした。
先日発売されたドコモのHT1100や、まもなく発売されるEMONSTER liteといった「TouchFLO」搭載のTouchシリーズについても触れ、「我々は“Touchシリーズ”を全世界で300万台販売した。日本でも複数のキャリアから発売されるので、その操作性を実感してもらえるだろう」と自信を見せた。
また、HTCが参画するOHA(Open Handset Alliance)のモバイル向けオープンプラットフォーム「Android」については、「新聞の報道によると……」(コウ氏)と前置きした上で、HTC製のAndroid端末が米T-Mobileから発売することを示唆。2008年度後半に、Windows Mobile以外のプラットフォームを搭載したHTC端末が登場する見通しも明らかにした。
ゲストのIKKOさんは、七夕間近ということもあり“織姫”をイメージした衣装で登場。本人とマネージャーはHT1100ユーザーで、マネージャーが作成したスケジュールとIKKOさんのHT1100を同期させるなど活用しているとのこと。また、YouTubeの投稿映像なども楽しんでいるという。会場では私物のHT1100だけでなく、ラインストーンをあしらってデコ電仕様となったマネージャーのHT1100も披露された。
会場で最も注目を集めていたのが、近日発売予定のイー・モバイル向け端末EMONSTER liteだ。基本的なデザインは「HTC Touch Dual」そのもので、NTTドコモ向けのHT1100とよく似た外観だ。しかし、電源スイッチや端子類の配置が異なるほか、EMONSTER liteのほうが若干薄いといった違いがある。また細かい部分だが、HT1100のスタイラスペンは伸縮式だが、EMONSTER liteは長く、伸び縮みしないスタイラスペンを採用している。
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