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テレビ画面を撮って携帯サイトへアクセス──ゼータ・ブリッジが開発
ゼータ・ブリッジは画像認識技術を用い、テレビの画面を撮った写真から該当するWebサイトへ誘導できる新たな仕組みを開発。第1弾は通販番組と連携する情報閲覧機能向けに展開する。
ゼータ・ブリッジは8月4日、視聴するテレビ画面を携帯カメラで撮影することで特定の携帯サイトへアクセスできるソリューションを開発したと発表。同日から、テレビショッピング番組と連携するソニー製テレビの情報閲覧機能向けに提供をはじめた。
この機能は同社の画像認識サービス「フォトナビASP」を利用したもの。実用化第1弾として、ソニー製テレビ『BRAVIA』シリーズに搭載する情報閲覧機能「アプリキャスト」向けに提供するQVCジャパンのテレビショッピング番組に対応する。
視聴者は該当通販番組に映る商品の画面を携帯カメラで撮影し、サービス用メールアドレス(ap@crette.net)へデータを添付して送ると、該当する商品購入用のURLが返信される仕組み。視聴者はURLの入力やキーワード検索を行うことなく購入用のWebサイトへアクセスでき、番組制作者もQRコード作成などの手間なく容易にサイトへの誘導を図れる機能を追加できるメリットがあるとしている。
利用例は以下のとおり。
- BRAVIA向けアプリ「QVC今週の売れ筋ランキング」で表示される商品の画面を携帯カメラで画面いっぱいに撮影
- 撮影したデータを「ap@crette.net」宛てに送信
- 「QVCサイト内の該当商品ページへアクセスできるURL」が記載されたメールが返信。ここから該当サイトへアクセス可能
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