レビュー
第2回 特徴的なタッチUI「TouchWiz」の操作性を検証:現地版「OMNIA」レビュー(3/4 ページ)
Samsung電子の「OMNIA」は、“TouchWiz UI”と呼ぶタッチユーザーインタフェースが大きな特徴。端末を指先やスタイラスペンで直感的に操作できるこのTouchWiz UIの使い勝手はどうか。入手した現地版OMNIAでじっくり検証する。
ウィジェットと壁紙の変更で自由にカスタマイズ
OMNIAに標準で搭載するウィジェットは以下のとおり。
- 通信事業社名表示(*)
- アナログ時計&アラーム(*)
- デジタル時計&アラーム(*)
- 世界時計(2都市表示)(*)
- カレンダー(*)
- メモ(*)
- FMラジオ(*)
- Touch Player(メディアプレイヤー)
- ゲーム(*)
- 着信メッセージアラート(*)
- マナーモード変更
- 壁紙チェンジャー
これらのうち、(*)印のあるものは、Windows Mobileアプリへのショートカットにもなっている。例えばカレンダーウィジェットをタップすると、Windows Mobileの「Calendar」アプリが起動する。すなわち、待受画面からウィジェットを利用することで、メニューからたどることなく直接各アプリを起動できる、Windowsで言うショートカット代わりととしても使える。
また、OMNIAは端末の向きに応じて画面の表示を切り替えられる。合わせて、待受画面は縦/横個別にカスタマイズできる。例えば縦向き画面はカレンダーや世界時計、メモなどの仕事でよく利用するもの、横向き画面はメディアプレイヤーやゲーム、FMラジオなどエンタテインメント用ウィジェットを配置するなど、シーンに応じて使い分けるとスマートに使えそうだ。
画面カスタマイズ用ウィジェットとして、壁紙を簡単に変更できるものもある。プリセットする画像のほか、内蔵カメラで撮影した写真を壁紙に設定することも可能だ。
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