調査リポート
待受にこだわる理由、10代・20代は「自己表現」、30代は「癒し」
ネットエイジアがケータイの待受画像に関する意識調査の結果を発表。約4割が、待受画像にこだわるのには「理由がある」と回答し、その理由は世代によって異なる傾向があるようだ。
ネットエイジアは9月11日、「ケータイの待ち受け画像」に関する実態調査の結果を発表した。調査は8月26日と27日の両日、15歳から39歳のケータイユーザーを対象に行ったもので、有効回答数は441人。
同調査によれば、メインに設定している待受画像は「キャラクター」が最多で25.6%。年代別で見ると、10代では「有名人」を設定している割合が「キャラクター」の次に多く、30代では「カレンダー・時計など、ケータイに最初から入っているもの」に設定している割合が高い。また「家族・子供・孫の画像」などの家族写真を設定している割合は、10代が2.3%、20代が3.4%、30代が17.6%という結果になった。
待受画像にこだわる理由があると回答したのは全体の36.5%。男性では27.9%、女性では45.0%と性別による差異が見られた。また年齢別では、若い人ほど「こだわりを持っている」と回答した割合が高い。
こだわる理由を自由回答形式で聞いたところ、30代女性では「癒しを求めるから」「和める」「気分的にリラックス出来るように」など、待受画像で気分的なリフレッシュを図っているという回答が多かった。また「よく見たり見られたりするから」「自分を表現するものだから」「人に見られても恥ずかしくないようにしていたい」など、自己表現のひとつとして、また他人に見られることを意識して設定しているという回答が10代・20代女性で目立ったという。
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