伊藤忠テクノソリューションズは9月25日、UQコミュニケーションズからモバイルWiMAXのインフラ設備におけるデバイスマネジメントシステムを受注したことを発表した。
UQコミュニケーションズは、2009年夏からスタートするモバイルWiMAXの商用サービスに向けて準備を進めており、伊藤忠テクノソリューションズはUQコミュニケーションズが展開するWiMAXサービスのインフラシステムであるCSN装置の開発や構築、保守サポートを担うベンダーに選定されている。今回CSN装置に加え、デバイスマネ−ジメントシステムの構築ベンダーにも選定された。
デバイスマネージメントシステムは、WiMAXサービスにアクセスする端末のデバイス情報やユーザー情報の収集、管理、書き込みを行うためのシステム。伊藤忠テクノソリューションズが提供するシステムは、米Mformation Technologiesの製品を中心に構成されている。
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