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調査リポート

ネット利用のトラブル、高校生の半数が「友達に相談」

ネットスターが、家庭でのネット利用に関する実態調査の結果を発表。ネット利用でトラブルが起こった場合、高校生の約半数が「友達に相談する」と回答し、親に相談しない理由は「説明が面倒」が最多となった。

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 ネットスターは10月10日、第8回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。この調査は、家庭でのネット利用の実態を把握することを目的に、保護者や子供を対象に2004年から継続的に実施しているもの。今回は9月9日と10日の両日、高校生の子どもを持つ保護者と高校生それぞれ1200人を対象に調査した。

 同調査によれば、ブログや掲示板などに書き込みを行う際に、「面と向かっては言えないようなことでも書き込める」という高校生は32%、自分をよく見せようとしてしまう」と考えている高校生は24.4%となり、ネットのコミュニケーションの難しさを自覚している高校生が少なくないという。

 ネット利用でトラブルがあった場合に相談する相手としては、「友達」を挙げた高校生が53.7%で最も多かった。「保護者には相談しない」理由として「説明するのが面倒」が41.9%でトップとなったが、相談しやすさのためには52.3%が「インターネットの仕組みを知っていて欲しい」と考えており、「知識はともかく、とにかく話を聞いて欲しい」の31.1%、「利用サービスの概要を知っていて欲しい」の19.7%を大きく上回った。実際に子どもがネット上に公開していた個人情報などについて、保護者がその危険性などを注意、指導した場合には、51.5%の高校生が「納得して情報を削除した」という。

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