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今、携帯買うなら「安い方」──“枯れ”期ならではの傾向、顕著に携帯販売ランキング(10月6日〜10月12日)(1/3 ページ)

次のモデルの噂が聞こえ始めている10月の第2週。携帯販売状況は、各キャリアや販売店がとる旧機種や現行機種の値下げ策などの影響で売れ筋がやや変化してきている。現在の人気機種は何か。早速、今回の端末販売ランキングを見ていこう。

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どちらかとなると「安い方」で──下位にやや変動

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らくらくホンIVS

 ドコモ端末の販売ランキングは、顔ぶれこそ大きく変わらないが、下位にいくつか変動が見られる。

 首位は前回と変わらず、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」が獲得。連続首位記録を「20」の大台に乗せた。

 続いて2位にNEC製の「N906iμ」、3位にシャープ製の「SH906i」、4位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」(前回5位)、5位にNEC製の「N706i」(前回4位)が入った。

 ドコモ端末における上位3機種の人気は現在も変わらないが、今回は端末総合ランキングでSH906iがauのW62SHに抜かれた。10月第2週はまさに商戦期の狭間の時期だが、販売台数が多いドコモ端末が落ち込んでくる状況を見るとなおさら“枯れ”期を感じさせる。

 このような時期は積極的に携帯を購入したいと思う層より、「壊れたから」「とりあえず」「(親や子どもなど)他人が使うのを必要にかられて選ぶ」といった普及層需要の割合が増える。今回は富士通製のユニバーサル端末「らくらくホンIVS」が最新機種の「らくらくホンV」を抜き、6位に浮上した。機能差はいくつかあるが、2008年4月発売(らくらくホンIVそのものは2007年8月発売)のらくらくホンIVSは、新機種のらくらくホンVよりかなり安価に販売される機種。どちらかを選ぶなら「安価な方を」という現在の傾向を分かりやすく示しているといえそうだ。

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