待受画面でリアルタイムな情報確認を――ソフトバンクモバイル、「モバイルウィジェット」提供
au、ウィルコムに続いて、ソフトバンクモバイルも携帯電話向けウィジェットサービスを開始する。秋冬モデルは「931SH」のみの対応となるが、今後対応機種を拡大する予定。開発促進のためのコンテストも実施する。
ソフトバンクモバイルは10月30日、携帯電話向けウィジェットサービス「モバイルウィジェット」を開始すると発表した。秋冬モデルの対応機種は「931SH」のみとなるが、今後のラインアップで対応機種を拡大する予定としている。
モバイルウィジェットは、ACCESSのウィジェットソリューション「NetFront Browser Widgets」を利用したサービス。待受画面上に設定したウィジェットアプリを通じて、ユーザーはリアルタイムで各種の情報を把握でき、詳細情報が掲載されるサイトにも素早くアクセスできる。対応機種の931SHには、Yahoo!天気情報やYahoo!地図、mixi、駅探★運行情報など13のウィジェットがプリインストールされ、うち6のウィジェットは待受画面に設定した状態で出荷するという。
ソフトバンクモバイルでは、仕様や開発ツールを公開することで、ウィジェット開発を促進する考え。コンテンツプロバイダが開発したウィジェットや一般投稿のウィジェットを、11月下旬以降のサービス開始に合わせてオープンする「ウィジェットストア」を通じて公開・販売することで、開発者と利用者をサポートする。
モバイルウィジェットは、S!ベーシックパック(月額利用料315円)の契約者を対象に提供するサービスで、ウィジェットサービスの月額利用料金は無料。
携帯電話向けウィジェットサービスについては、KDDIが2007年の秋冬モデルから、Operaウィジェットベースの「au one ガジェット」を提供しており、2008年7月にはウィルコムがNetFront Browser Widgetsベースの「ウィルコムガジェット」サービスを開始した。
関連キーワード
ウィジェット | モバイルウィジェット | AQUOSケータイ 931SH | Yahoo! 地図 | NetFront | ソフトバンクモバイル | ACCESS | au one ガジェット | 開発支援ツール | ガジェット | mixi(ミクシィ) | Opera | ウィルコム ガジェット
関連記事
- ソフトバンクモバイル、2008年冬モデル16機種発表――3.8インチスライドAQUOSや8M CCDカメラ搭載、日本版「OMNIA」、初のカシオ端末など
ソフトバンクモバイルが2008年冬モデルを発表。3.8インチのハーフXGA液晶を搭載したスライドボディの「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」や、800万画素CCDカメラ搭載の「930SH」、Samsung電子製のタッチパネルケータイ「930SC OMNIA」など計16機種を用意する。 - 世界初、3.8インチハーフXGA液晶搭載の“FULLTOUCH”ケータイ―― 「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」
「3.8インチ大画面」+「FULLTOUCH」で多彩な機能を快適に使いこなす――シャープ製の「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」は、最先端のデバイスと高機能が凝縮された、秋冬モデルの“全部入り”ケータイだ。 - ACCESS、ケータイ向けウィジェットのコミュニティサイトを正式公開
- ウィルコム、新サービス「ウィルコム ガジェット」を開始
ウィルコムは「WILLCOM 9」の発売に合わせて、「ウィルコム ガジェット」を提供開始する。待受画面上にさまざまなサービスや機能を設定できるもので、各種情報の確認やサービスへのアクセスを素早く行えるようになる。 - KCP+を採用した「W56T」「W54S」「W54SA」で何が変わるのか
au 2007年秋冬モデルのハイエンドモデル「W56T」「W54S」「W54SA」は、MSM7500チップセットとKCP+プラットフォームを採用し、従来のWIN端末から大きな進化を遂げた。KCP+端末は、KCP端末とどう変わるのだろうか。 - Web標準の技術で開発できる――au one ガジェットを支えるOperaウィジェットとは
PCで人気のウィジェットの携帯版ともいえるのが、auのKCP+端末に搭載される「au one ガジェット」。この機能のベースとなっているのがOperaのウィジェットだ。特徴はWeb標準に準拠した技術で開発できることと、複数プラットフォーム展開のしやすさだとOpera Softwareの久保氏は説明する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.