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調査リポート

機種変更、7割が「考えていない」――検討は購入から1年後

アイシェアが携帯電話の買い替えに関する意識調査の結果を発表。約7割が機種変更や新契約を考えていないと回答し、端末購入から1年後をめどに買い替えを検討し始める傾向がみられた。

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 アイシェアは11月14日、「携帯端末の買い替えに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月30日から11月1日まで、同社が提供する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は411人。

 同調査によれば、現在利用中の携帯電話端末について、機種変更や新規契約などを考えているかどうかを聞くと、全体の70.6%が「考えていない」と回答した。「機種変更を検討中」のユーザーは25.3%、「新規契約を検討中」「番号ポータビリティ(キャリア移動)を検討中」は、あわせても4%に満たず少数派だった。

 年代別で見ると、「機種変更や新規契約などを考えていない」と答えた人は、30代、40代で70%以上だったのに対し、20代では59.1%とやや低め。他方で「機種変更を検討中」の20代は36.4%と30代、40代を10ポイント以上上回り、他の年代より20代の買い替えニーズが高いことが明らかになったという。

 端末の利用期間別にみると、3カ月未満〜1年未満では90%以上が「考えていない」と回答したのに対し、1年以上では60%程度。利用から1年が買い替えを検討し始めるめどになっているようだ。

 

 現在、機種変更や新規契約などを考えていない人にその理由を複数回答形式で聞くと、「今の端末に満足しているから」が54.0%と最も多かったが、「携帯端末の金額が高いから」が25.0%、「携帯端末の分割金(割賦金)が残っているから」が22.1%となっており、端末の価格や販売方法が買い替えの障害となっていることがうかがえた。他方、「機能的に欲しい端末がないから」という回答も、男性で25.7%、20代では30.8%にのぼっている。

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