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Symbian Foundationにソフトバンクモバイルら3社が参加
Symbian OSベースの携帯電話向けプラットフォーム開発を推進する英Symbian Foundationは、新たにソフトバンクモバイル、ルネサス、管理工学研究所がメンバー企業として参加すると発表した。
Symbian OSベースの携帯電話向けプラットフォーム開発を推進する英Symbian Foundationは11月20日、ソフトバンクモバイル、ルネサス テクノロジ、管理工学研究所の日本企業3社がメンバー企業として参加することを発表した。
ほかにも中国のBorqs、ポーランドのComarch、スウェーデンのHiQ International、インドのLarsen & Toubro Infotechが参加を表明しており、Symbian Foundationの参加企業は59社となった。
Symbian Foundationは、Symbian OSベースの携帯電話向けプラットフォーム構築を推進する非営利団体で、設立メンバーにはNTTドコモ、Nokia、Sony Ericsson、Motorolaら大手携帯メーカーや通信キャリアが名を連ねている。
同ファウンデーションは、Symbian OSと同OS向けソフトウェアプラットフォームのS60、UIQ、MOAP(S)を統合したオープンな共通プラットフォームを開発し、参画企業に無償で提供。今後2年以内にEclipse Public Licenseを通じてソースコードを公開するとしている。
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