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調査リポート

携帯サイト登録時の個人情報入力、4割が“部分的に偽る”

MMD研究所が、携帯サイト登録時の会社概要や利用規約の確認に関する実態調査の結果を発表。両方読むという回答は4割弱で、サイト登録時の個人情報入力は、4割が“部分的に偽る”と回答している。

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 MMD研究所は12月4日、「携帯サイトの会社概要・利用規約に関する実態調査」の結果を発表した。調査はモバイルワンテクノロジーが運営する“ひまクリ”など、12社13携帯サイトの協力を受け、11月7日から同17日まで実施したもので、有効回答数は9918人。

 携帯サイト登録者を対象に携帯サイトに登録する際、会社概要・利用規約を読んでいるかを調査したところ、男性では「両方読む」が36.9%と最も多く、「利用規約のみ」が35.6%でこれに続いた。女性では利用規約のみ」が40.1%で最多となり、次いで「両方読む」が38.3%となった。

 会社概要のみを読むという回答者に、読んでいる最中で登録を止める場合の理由を調査したところ、男性では「運営元がはっきりしていないから」が44.6%で最多。これに「個人情報が守られない印象を受けた」が15.4%で続いた。女性では「運営元がはっきりしていないから」が36.6%、「気が変わったから」が20.2%で上位を占めている。なお「途中で止めたことはない」という回答は男女ともに2割だった。

 利用規約のみを読むという回答者に、読んでいる最中に登録を止める場合の理由を聞くと、男女ともに「料金が高いから」が3割で最多となった。そのほかフリー回答では「規約が難しく書いてあって分かりづらかった」「出会い系サイトに同時登録されてしまうため」「退会の仕方がわかりにくい」などの理由が上位に挙がった。

 会社概要・利用規約を読むという回答者に、読んでいる最中に登録を止める場合の理由を聞くと、「料金が高いから」が15.9%で最多となり、これに「個人情報が守られない印象を受けた」が14.2%、「内容・体系」が13.9%で続いた。

 なお、携帯サイト登録者を対象にサイト登録時の個人情報入力で、本当の情報を入力するかを調査したところ、「全部本当の情報を入力する」が56.4%、「ところどころニセの情報を入力する」が41.7%、「全部ニセの情報を登録する」が1.9%となった。偽る情報は「名前」が39.5%と最も多く、次いで「出身地・現住所」が32.2%となった。

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