昭和交通グループは1月30日、矢崎総業、三井住友カード、トヨタファイナンスおよびNTTドコモ北海道支社と協力し、「iD」「QUICPay」の両電子マネーに対応した共用決済端末を、昭和交通グループのタクシー全155台に導入し、2月1日にサービスを開始すると発表した。北海道内のタクシー業界で、複数電子マネーに対応した共用決済端末が導入されるのは、今回が初めてとなる。
昭和交通グループは、北海道の札幌、千歳を中心に155台を展開するタクシーグループ。今回導入する共用決済端末は、iDおよびQUICPay機能が搭載された各種カードやおサイフケータイをかざすだけで、支払いを完了できる。両電子マネーとも後払い方式のため、事前のチャージやサインが不要となる。
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