ヨコ+タッチ+8M CCDで「笑顔」を楽しくきれいに撮るならこれ──「SH-03A」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/5 ページ)
サイクロイドのSH-01Aと、回転2軸+タッチパネルの「SH-03A」、カメラ重視派の人はドコモの8M CCDカメラ搭載モデルでどちらにするか悩ましい。今回試すSH-03Aは“笑顔認識シャッター”や“振り向きシャッター”を備え、「人の笑顔」をより清く楽しくきれいに撮れるカメラだった。
室内では、「高感度モード」がかなり有効
続いて室内での作例を。まずは白熱灯1灯のみの室内で。
高感度モードにするとややノイズが増えるが、これだけ写ってくれれば問題なし。SH-03Aは手ブレ補正機能を備えないので、シャッタースピードを上げられる高感度モードを上手に使うべし。
続いて、明るめな室内で。
シャッタースピードは通常感度(オート)で1/17秒、高感度モードにすると1/100秒。前者は普通ならおそらく手ブレしてしまう速度だが、高感度モードは普通に撮ってもほとんど問題ない速さ。この差は大きい。
さらに屋内をいくつか。
デジカメモード時は、画面を指でなぞるだけで露出補正できるのが便利。ちょっと暗いなと思ったら、さっと自然に変更できる。
このほか「自動切り替えモード」も便利だ。カメラを向けた先が(QRコードなどの)バーコードだと自動的に「バーコードリーダー」に切り替わり、名刺だと「名刺リーダー」に切り替わるというもの。いちいち設定し直さなくてもいいのが便利。ちなみにバーコードは高い確率で認識したが、名刺は少々コツがいるようだ。これは今後より進化していく機能だろう。
動画はVGAサイズに加えて、720×400ピクセルのワイド動画も撮れる。ハイビジョンとまではいかないが、ワイド画面でフルスクリーン再生できるのはなかなか楽しい。
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