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「F-01A」「F-02A」「P905iTV」に電源断や再起動の不具合――ソフト更新を開始
NTTドコモは、富士通製「F-01A」「F-02A」、パナソニック モバイル製「P905iTV」のソフト更新を開始した。特定の操作で突然電源が落ちたり、勝手に再起動するなどの不具合を改善する。
NTTドコモは2月10日、富士通製の防水端末「F-01A」「F-02A」と、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の“VIERAケータイ”「P905iTV」について、それぞれ複数の不具合があることを公表しソフトウェア更新の提供を開始した。
F-01Aに発生するおそれがある症状は、
- サーチキーなどの文字入力画面で、特定の文字を入力すると、再起動する場合がある。
- 省電力モードを設定した状態で、ミュージックプレーヤーで音楽を連続再生すると、まれに電源断となる場合がある。
というもの。またF-02Aでは上記(1)に加えて、
- メール一覧画面から返信動作をする際に、マルチタスク機能を使用していないのに「起動中の機能が多いため実行できません。他の機能終了後再度実行してください」と表示され、メールの返信ができない場合がある。
- 背面ディスプレイの表示が行われない場合がある。
などの不具合が起こるという。
またP905iVでは、
- メール宛先一覧画面で特定操作を行うと、端末が再起動する場合がある。
- OFFICEEDのエリア表示設定を「オン」にしても、設定が「オフF」に戻る場合がある。
という不具合が起こる可能性があるという。
提供される更新ソフトには、上記症状の改善だけでなくより快適に端末を利用するための内容も含まれている。ソフト更新はあらかじめ設定した時間(初期設定では午前3時)に自動で行なわれるが、ユーザーが好きな時間に手動で行うことも可能。更新に必要な時間はF-01Aが約10分、F-02Aなら約8分、P905iVでは約20分となっている。
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