ACCESSの子会社であるACCESS ChinaとNECエレクトロニクスは2月10日、中国市場の3G携帯電話向け通信規格「CDMA2000 1x」に準拠したスマートフォンの試作機を共同で開発したことを発表した。
今回開発した試作機は、ACCESS Chinaの「ACCESS Linux Platform mini」とNECエレクトロニクスのアプリケーションプロセッサ「MP201」を組み合わせたCDMA2000 1x端末。3Gに加えて2.5G、2.75Gなどの通信規格にも対応できるほか、タッチパネル操作でインターネットへのアクセスが行えるなど、操作性に優れるのが特徴。また開発ツールがすべて用意されているため、メーカーは短期間で端末を開発できるという。
両社は今後、NECエレクトロニクスの他のアプリケーションプロセッサについても共同開発を進める予定としている。
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