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素直な写りが好印象、タッチ+スライドの操作性はいかに──「F-03A」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

タッチパネルと丸っこいスライドボディが特徴の「F-03A」。では、タッチパネルと顔検出AF付きの5.2Mカメラの相性はどうか。いくつかのシチュエーション別に撮った作例とともにカメラ機能をじっくりチェックしてみよう。

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 まずは顔検出AF機能を使って人物を撮影しよう。どちらも「顔検出」モードを使って顔にピントを合わせてある。

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顔検出AFで人物を撮影(横位置)
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顔検出AFで人物を撮影(縦位置)

 構える向きに応じて自動で写真の向きも判別してくれるのはとても便利。顔検出は暗かったり逆光だったりすると少々検出の成功率が落ちるが、なかなかまともに動作する。条件によっては、顔を検出しながらピントが背景に合ってしまうこともあったが……そこはご愛敬ということにする。

 さらに同じ条件で、シーンモードを「人物」にしてみる。

photophoto 左:シーンモード「人物」/右:オート

 シーンモードを「人物」にすると、プラスの補正がかかって明るめに撮れる。ただ、日差しが直接当たっている箇所は明るすぎて白飛びした箇所もあった。ともあれ、見た目は生き生きした写真になったので結果オーライ。人を撮るときは積極的に使っていいと思う。

 逆光時はどうだろう。シーンモードを「逆光」にして撮影した。

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シーンモード「逆光」

 こちらは、そこそこいい感じである。オートのままだと顔が暗く仕上がってしまいがちなシーンだ。

 おまけであと2つ。

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日差しが当たる公園で演奏
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同じく水辺

 うん、本職デジカメに比べてしまうと難点はいくつかあるけれど、なかなかいい写りだ。

 では、いつもの黄色い象のすべり台とあずまやも。今度は曇天時である。

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黄色い象のすべり台 横位置
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黄色い象のすべり台 縦位置

 連続で撮ったので周囲の明るさもほぼ変わらないシーンだが、縦位置の作例はやや暗く仕上がった。これはちょっと意外だ。微妙な構図の違いで、空の明るさをやや誤認識してしまったのだろう。

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あずまや

 曇天時なので“超鮮やか”とはいかなかったが、シチュエーションに応じた写りではある。F-03Aは基本的に「素直な絵作り」をするので、天気がよければ青空もきちんと深く青く写ってくれる。

photophoto 青空と白い煙突 左:シーンモード「オート」/右:シーンモード「風景」

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