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KDDI、au one ラボで「ケータイパートナー(β版)」を提供
KDDIは3月19日、最新技術をβ版としていち早くリリースする「au one ラボ」で、“「感性型」エージェントインターフェース”を具現化した「ケータイパートナー(β版)」の提供を開始した。
KDDIは3月19日、最新技術や新しいアイデアを用いたサービスをβ版として試験的に提供する「au one ラボ」で、これまで「感性型」エージェントサービスと呼んでいたサービスを「ケータイパートナー(β版)」としてリリースした。
ケータイパートナーは、au携帯電話の一部の対応機種で、待受画面にキャラクターを設定し、キャラクターとユーザーの対話型コミュニケーションを提供するサービス。対応端末は「CA001」「AQUOSケータイ W64SH」「W65T」の3モデル。
キャラクターは今のところ女の子のさくらこちゃん1人だが、「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の初音ミク、「モンスターハンター」のアイルー、「ソニックワールドアドベンチャー」のソニック・ザ・ヘッジホッグ、「Melody of Emotion」の有崎ユキ、「天才バカボン」のバカボンのパパ、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎、「たまごっち」のくちばっち、機動戦士ガンダムの「ハロ」なども予定されている。
設定したキャラクターは、ユーザーの端末に登録されたアドレス帳や着信履歴などの情報、季節、時間などの要素をベースにして、ユーザーに合わせた個別の情報を発信する。
またユーザーは、各サービスの使用感を「評価情報」としてフィードバックできるようになっており、au one ラボでは、こういったユーザーの声を反映してサービスの向上につなげる。
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