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位置情報で現実とリンクした冒険――カヤックの“位置ゲー”「しらべる」:君の街では何が見つかる?
カヤックが、RPG的な要素を持った“位置ゲー”「調べる」をリリース。現在地を“しらべる”ことでアイテムを獲得し、服や武器を作ることができる。秋にはiPhoneやAndroidへの対応も予定。
カヤックは8月10日、携帯の位置情報を活用したゲーム「しらべる」を発表した。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの端末に対応する。利用は無料(パケット通信料は別途)。
同ゲームでは、“しらべる”ボタンを押すと、その位置に用意されたアイテムを拾うことができる。拾ったアイテムを組み合わせ、服や武器を作り、自分のアバターに着せたりコレクションを増やしていく。アイテムを盗みにくる盗賊に武器で対抗するなど、RPG的な要素を持った“位置ゲー”が楽しめる。
アイテムは市場で販売することもできるほか、アイテムを任意の位置に“置く”ことで、その場所で“しらべる”をした別のユーザーが拾えるようになる。また、近くで“しらべる”をしたユーザーと交流することも可能だ。「実際の空間を移動しながらアイテムを拾うことで、リアルな空間とケータイの仮想空間の連動を可能にし、これまでのRPGでは体験できなかった冒険を楽しめる」(同社)
ゲームは日本全国を対象に、10〜30代のゲーム好きユーザーをターゲットに据える。秋にはiPhoneやAndroidへの対応も予定するほか、カフェなどの店舗と連動した広告も計画する。
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