グリーとビットキャッシュは8月10日、SNS「GREE」の決済手段として電子マネーサービスのBitCashを導入したと発表した。
今回の導入によりGREEユーザーは、ソーシャルゲームをはじめとする有料コンテンツを利用する際に、クレジットカードや通信キャリアの提供するキャリア課金などに加え、BitCashでの決済ができるようになった。GREEはこのほかに、WebMoneyとMobile Edyでの決済にも対応している。
BitCashは、決済に用いるIDに平仮名を採用しており、英数字のIDを使うほかの電子マネーと比べて、フィーチャーフォンやスマートフォンでも入力が容易。これにより、グリーはユーザーの多様化する決済方法のニーズに対応し、利便性向上を図ると同時に売上の拡大を目指すという。
なお、両社は利用拡大を目的に、全国のコンビニエンスストア各店でキャンペーンの実施も予定している。
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