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写真で解説する「AQUOS PHONE SL IS15SH」この夏唯一のスライドスマホ(1/2 ページ)

この夏モデルで唯一のダイヤルキー付きAndroidが、auのシャープ製「AQUOS PHONE SL IS15SH」。キーアサインをよりフィーチャーフォンに近づけ、さらにスライドケータイらしい使い勝手を提供する。

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「AQUOS PHONE SL IS15SH」

 2012年の夏モデルとして、各キャリアからさまざまなスマートフォンが発表されたが、KDDIのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SL IS15SH」は唯一のダイヤルキー搭載モデルだ。

 シャープはこれまでにもスライド式ダイヤルキーが付いたAndroidスマホを多数手がけており、過去のモデルではau向けの「AQUOS PHONE IS11SH」「AQUOS PHONE IS14SH」や、NTTドコモ向けの「AQUOS PHONE slider SH-02D」、ソフトバンクモバイル向けの「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」などがある。ソフトバンク向けには折りたたみ型の「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」もラインアップしていた。いずれもフィーチャーフォンからの乗り換えを意識し、物理キーによるダイレクトな操作感を実現しようとしたモデルだ。

photophoto 「AQUOS PHONE SL IS15SH」の正面(写真=左)と背面(写真=右)。3.7インチディスプレイはスマホとしては(今や)小さめだが、従来のスライドケータイから比べるとかなり大きめだ

photophoto 端末の上面(写真=左)と底面(写真=右)

photophoto 端末の左側面(写真=左)には、卓上ホルダ用の充電端子があるのみ。右側面(写真=右)に、電源キー、Micro USB端子、ボリュームキー、カメラキー、ストラップホールがある

photophoto インカメラをディスプレイ上部に配置(写真=左)。背面に、アウトカメラと赤外線ポート、フォトライト、外部スピーカー、FeliCaチップをレイアウトしている(写真=右)

 IS15SHのコンセプトも同様で、Androidスマートフォンでありながらフィーチャーフォンのような使い勝手を追求した。前モデルのIS14SHもかなりフィーチャーフォンに近いダイヤルキーを持っていたが、IS15SHはソフトキーなどの配置を見直してかなりケータイに近づいている。そのほか、キーの長押しでペールビューのオン/オフができるようになったり、スライドの開閉で通話の開始/終了ができるなど、前モデルのユーザーが求めていた点の改善も反映している。ダイヤルキー自体も大型化して、見やすく、押しやすくなった。形状は三角形の断面を持つクリートラインで、前後のキーと境目を広くすることで、押し間違いも減らしているという。

スライドを伸ばした端末の正面と背面。スライドの開閉で通話の開始と終了ができるオープン通話とクローズ終話も設定できる

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よりフィーチャーフォンに近づけたダイヤルキー。役割が似ている[Back]キーと[CLEAR]キーを1つにしたり、キーの長押しでアプリが起動するようになった。ディスプレイ下には不在着信などを通知する「お知らせランプ」がある

photophoto 右側面にあるMicro USB端子のカバーを開けたところ。ちなみにイヤフォンジャックは備えていない(写真=左)。バッテリーは1430mAhで、連続待受時間は約430時間(暫定)、連続通話時間は約550分(暫定)。SIMはマイクロサイズのものだ

photophoto ワンセグアンテナを伸ばした様子

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