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写真で解説する「ARROWS ef FJL21」(1/2 ページ)

au冬モデルの中でもコンパクトな富士通モバイル製「ARROWS ef FJL21」。片手操作が快適なボディは防水・防塵仕様で、キズが尽きにくいコーティングも施した。またスペックも高く、対応サービスも豊富だ。

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 KDDIが発売したAndroidスマートフォン「ARROWS ef FJL21」(富士通モバイルコミュニケーションズ)は、auの2012年冬モデルの中でもひときわコンパクトな1台だ。

photophoto 「ARROWS ef FJL21」。カラーバリエーションはSolid black、Pink gold、Soft blueの3色

 幅約62ミリと片手操作が楽なボディは、IPX5/8等級の防水性能とIP5Xの防塵性能を持つ。さらに、キズがつきにくいウルトラタフガードplusというコーティングを施している。

 カラーバリエーションはSoft blue、Solid black、Pink goldの3色を用意した。搭載されるディスプレイは、4.3インチのHD(720×1280ピクセル)表示と高解像度なTFT液晶。タッチパネルには、片手操作時の誤入力を防ぐ「おまかせタッチ」や不意にディスプレイに触れても誤動作しない「うっかりタッチサポート」なども盛り込んだ。

photophoto ボディは幅62ミリと、片手でも操作しやすいサイズ

photophoto 端末の上面(写真=左)と底面(写真=右)。上面にワンセグアンテナとMicro USB、ヘッドフォン端子がある

photophoto 端末の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。右側面のサイドキーは、ボリュームキーの下に電源キーという順序。そしてストラップホールがある。右側面にはなにもない

 ボディの背面にはARROWSシリーズではおなじみとなったスマート指紋センサーを搭載しており、ロック画面の解除や連絡先や発着信履歴、写真などを非表示にできる「プライバシーモード」の切り替えがワンタッチで行える。

photophoto 背面上部にカメラとフォトライト、スマート指紋センサー、赤外線ポート、FeliCaポートをレイアウト。左右どちらの手で持っても、中央のスマート指紋センサーが自然に使うことができる

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ディスプレイ上部には、インカメラと通知ランプ、照度/近接センサー類が並ぶ


photophoto ワンセグアンテナを引き出したところ

photophoto ホームキーなどはタッチパネル内に表示。“ARROWS”ロゴの“A”の下にある穴が通話用のマイク(写真=左)。本体下部の背面には、外部スピーカーと卓上ホルダー利用時の充電端子、ノイズキャンセル用のマイクがある

photophoto イヤフォンジャックはキャップレス防水だが、Micro USBはキャップを閉じないと防水にならない(写真=左)。バッテリーは1800mAh(写真=右)

 プロセッサーは、デュアルコアで1.5GHz駆動のSnapdragon S4(MSM8960)を採用。カメラは有効約810万画素CMOSで、約0.5秒の高速起動と最短撮影間隔0.5秒の連続撮影ができる。さらに、有効約120万画素のインカメラも用意し、自分撮りのニーズにも応えている。

 通信面では、下り最大75Mbpsの4G LTEと下り最大9.3MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応した。Wi-Fiテザリングも可能で、Wi-Fi機器は最大8台まで接続可能。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応で、もちろん2.4GHzと5GHzの双方をサポートしている。海外ローミングサービスのGLOBAL PASSPORTは、CDMA/GSM/GPRS/UMTSのエリアで利用でき、ほとんどの滞在先で通話と通信が行える。Bluetoothも最新のVer 4.0だ。

 バッテリーは1800mAhと、2000mAhオーバーの機種と比較すると見劣りするが、独自の節電機能「NX!エコ」により、連続待受時間はLTEで約410時間、3Gで約490時間と十分な駆動時間を確保した。また、付属の卓上ホルダを使った急速充電も可能だ。

photophotophoto ワンセグアプリを起動したところ。番組の録画も可能だ

photophoto アウトカメラには有効約800万画素の裏面照射型CMOSの「Exmor R for mobile」を搭載した。これに、富士通製の画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」を組み合わせる

photophoto もちろん横画面での撮影にも対応。カメラは0.5秒の高速起動と、同じく0.5秒間隔の連続撮影が行える。また最大ISO25600相当のスーパー夜景モードや、QRコードにも対応した自動シーン認識などを備えた。クロマキーやジオラマなど12種類の効果が楽しめるアートカメラは、ムービーでも利用できる

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