ニュース
ペットの健康、スマホとクラウドで管理――愛犬歩数計「わんダント」
富士通が犬用の歩数計「わんダント」を開発。ペットの歩数や震え、周辺の温度を計測でき、データはスマホにタッチで転送できる。
富士通は11月28日から、ペットの犬に装着することで健康状態を確認できる歩数計「わんダント」を発売する。
ワンダントは犬の首にかけて利用する歩数計。歩数は、内蔵の3D加速度センサーと、前脚の動きの速さや脚の長さをベースに測定する動作推定技術で割り出しており、高精度な歩数を自動で計測できるという。
歩数のほか、震える動作や温度の変化が10分単位で端末内に記録され、ストレスや周辺環境も確認できる。計測データは14日分を端末内に保存でき、FeliCa対応のスマートフォンを近づけると、データをクラウド上にアップロードできる。アップロードされたデータは専用サイトからグラフ化した形で確認でき、食事や糞の状態、日記や写真を手動で登録することで、総合的な健康管理が可能になるという。
ボディカラーはピンクとブルーが用意され、価格はオープンプライス。端末価格には1年分のクラウドサービス料が含まれ、2年目以降のサービス利用料は月額420円。
関連記事
- ペットの健康、スマホとクラウドで管理――富士通、2012年下期にサービス開始
ペットに装着したセンサーで活動量を計測し、スマホ経由でクラウドに保存――。こんなペットの健康管理ソリューションを富士通が開発した。 - 携帯で収集した健康情報とグルメクーポンが連携――富士通とぐるなびが実証実験
携帯で収集したユーザーの健康情報に応じてグルメクーポンを出し分け、「食」を楽しみながら運動や生活習慣の見直しなどに取り組める――そんなサービスの創出を目指して、富士通とぐるなびが実証実験を行う。 - 血糖値データを自動でケータイに記録――富士通、糖尿病患者の支援サービス
富士通が、携帯電話と血糖測定器を連携させた糖尿病患者向け支援サービス「からだライフ 糖尿病サポート」を開始した。 - “ケータイを身につけるだけ”で健康管理――富士通、健康サービスに参入
飽きて続かない、忙しくて続かない――。こうしたダイエットや健康管理の課題を、携帯電話に搭載されたセンサーや通信機能を活用して“続けられるサービス”にしようというのが富士通の「深体創工房」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.