ユニデン、スマホでも映像をチェックできるワイヤレスセキュリティカメラ:ナイトビジョン機能も
屋外用カメラと屋内用カメラ、7インチタッチパネルを搭載したモニターで構成。カメラには赤外線撮影機能も備えた。
ユニデンは4月5日、外出先からスマートフォンやタブレットで映像をモニタリングできるワイヤレスカメラモニターセット“GUARDIAN”「GD7012」を発表した。4月下旬に発売する。同社直販サイトでの販売予定価格は5万7800円。
GD7012は屋外カメラ1台と屋内用カメラ1台、そしてモニターがセットになった製品。カメラとモニターは2.4GHz帯の無線通信で接続されており、見通しが良ければ最大150メートルまで離れていても映像をチェックできる。また無線通信には秘匿性に優れるデジタル周波数ホッピング方式を採用し、他人に傍受されにくいという。
カメラの最大解像度は屋外・屋内とも480×272ピクセルで、動画の圧縮方式はH.264。内蔵マイクにより音声のモニタリングも行う。さらに赤外線ライトを使ったナイトビジョン機能も備えた。屋外カメラの作動にはAC電源が必要で、屋内カメラはAC電源のほか内蔵バッテリーでの動作にも対応した。バッテリー利用時の動作時間は最大3時間。
モニターには、7インチの800×480ピクセル表示液晶を採用した。同時に4台までのカメラと接続でき、タッチパネル(感圧式)操作で映像を切り替える。ボディにはSDカードスロットがあり、4GバイトのSDカードに約14.8時間の映像を録画できる(カメラが1台の場合)。さらにネットワークケーブルを使ってブロードバンドルーターに接続すれば、ネット経由でスマホアプリ「Uniden Guardian 2」からカメラの映像をチェックすることも。また、カメラが動体を検知すると指定したEメールにアラートを送る機能も備えた。
屋外用カメラのサイズは約74(幅)×49(高さ)×151(奥行き)ミリ、重さは約370グラム。撮影範囲(画角)は水平方向が56度、垂直方向が43度。赤外線LEDは20個で、赤外線の投光距離は約5〜8メートル。またIP66準拠の耐塵・耐水性を持つ。
屋内用カメラのサイズは約101(幅)×86(高さ×58(奥行き)ミリ、重さは約112グラム。撮影範囲(画角)は水平方向が48度、垂直方向が37度。赤外線LEDは13個で、赤外線投光距離は約5メートル。
モニターのサイズは約184(幅)×129(高さ)×27(奥行き)ミリ、重さは約465グラム。内蔵バッテリーにより最大1.5時間動作する。
関連記事
- ユニデン、Bluetoothでスマホにつながるイエデン第2弾
ユニデンがBluetoothケータイやスマートフォンを4台まで登録できる、DECT方式のコードレス電話「DECT3288」を発表した。従来機の子機タイプに加えて、停電時も通話できる親機タイプをラインアップ。 - ユニデン、LEDバックライト搭載の19V型液晶テレビ「TL19DX3」
ユニデンは、LEDバックライトを搭載した19V型液晶テレビ「TL19DX3」を11月中旬に発売する。ホテルの客室や店頭の販売促進用モニターなどに使える特定用途向けのカスタマイズ機能を備えた。 - ユニデン、外付けHDD録画対応の3波対応チューナーを発売
ユニデンが、外付けHDDを最大8台登録して録画できる3波対応チューナーを発売。地デジ録画環境を安価に整えられる。 - ユニデン、USBモバイルバッテリーとしても使えるBluetoothワイヤレススピーカー
モバイル機器充電にも使えるバッテリーを内蔵したBluetoothワイヤレススピーカーをユニデンが発表した。スマートフォンや携帯電話とBluetooth接続して、ハンズフリー通話にも利用できる。 - クリアな音質のDECT方式:ユニデン、ケータイとBluetoothでつながるコードレス電話
ユニデンは、スマートフォンや携帯電話とBluetooth接続できるコードレス電話「DECT3280」シリーズを発表した。ケータイにかかってきた通話に、コードレス電話の子機で出ることができる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.