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docomo Wi-Fiの全APがWPA2に対応 WEP接続の提供終了
ドコモは、「docomo Wi-Fi」のWPA2方式への対応が完了したため、従来のセキュリティ方式であるWEP方式を11月1日以降順次終了すると発表した。
NTTドコモは9月12日、公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」で、従来のセキュリティ方式であるWEP方式の提供を11月1日以降順次終了すると発表した。
ドコモは、5月13日からdocomo Wi-Fiの通信速度とセキュリティ性を向上させる取り組みを進め、暗号化方式にWPA2を追加した。よりセキュリティ性の高いWPA2方式への対応が完了したため、WEP方式のアクセスポイント(SSID:docomo)を廃止する。
なおドコモのスマートフォンやタブレットの場合、「docomo Wi-Fiかんたん接続」アプリの最新版(Ver. 2.4以上)を使うことで、申し込みや設定変更などを行うことなく引き続きdocomo Wi-Fiを利用できる。
docomo Wi-Fiかんたん接続アプリを使用しないドコモユーザーや、ドコモ以外の端末を使ってWPA2方式を使う場合は、手動での設定が必要だ。詳細はdocomo Wi-FiのWebページに随時追加されていくという。
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