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端末分割代金支払ったのに“滞納”──ソフトバンクモバイル、信用情報機関に誤登録
ソフトバンクモバイルは、携帯端末の分割代金を払っているユーザーについて“滞納”していると信用情報機関に誤登録するミスがあったことを明らかにした。
ソフトバンクモバイルは10月1日、ユーザー1万6872件について、携帯端末の分割代金を“滞納”しているという誤まった情報を信用情報機関に登録していたと発表した。現在は正しい信用情報に修正されているという。
同社によると、端末の分割払い購入時に結ぶ「個別信用購入あっせん契約/割賦購入契約」について、クレジットカードの審査などを行う信用情報機関(シー・アイ・シー、日本信用情報機構)とその提携機関(全国銀行個人信用情報センター)に対し、分割支払金を入金したにもかかわらず「未入金」として信用情報を登録した。
原因はシステムのプログラムミス。誤登録されたユーザーはクレジットカード入会審査で断られるなど、影響を受けた可能性がある。3月にユーザーからの通報で発覚したが、これまで社外に公表していなかった。既に対象となるユーザーには謝罪したという。
同社は誤登録について経済産業省に報告した。「今後は、同様の誤りを起こさぬよう、業務体制の見直しを含め、再発防止に努めてまいります」と謝罪している。
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