ソフトバンク、プリペイド携帯などの契約解除料を2倍以上に値上げ:Mobile Weekly Top10
新型iPhoneが発売されたばかりだが、ソフトバンクが冬春モデルを発表してモバイル業界はすでに次の商戦期に入った。そのソフトバンクはMNP転出の対策としてか、プリペイド携帯などの解除料を突如2倍以上に値上げした。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2013年09月23日〜2013年09月29日
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今回のMobile Weekly Top10は、9月23日から9月29日までの一週間で読まれた記事のアクセス数を集計した。先週は「iOS 7」の詳細レビューが最も読まれたほか、発売直後の新型iPhoneに関する話題も数多くランクイン。そしてLINEに削除機能が追加されたことで、「はじめてのLINE入門」の第1回も再び注目を集めている。
さて、9月30日にソフトバンクモバイルが2013年度の冬春モデルを発表し、モバイル市場は次の商戦期になだれ込んだ。そのソフトバンクは、プリペイド携帯電話などの契約解除料を突如値上げして話題となっている。これまで、1年以内の解約(MNPを含む)で発生する契約解除料は9975円だったが、9月28日以降に契約した回線の場合は2万790円になる。2倍以上の値上げになるだけでなく、ほぼ予告なしで実施されたことに反感を持ったユーザーも多いようだ。
携帯販売ランキングのキャリア別TOP10に「プリモバイル 740SC」が入るなど、同社のプリペイド携帯は根強い人気を持つ。だがその多くは、安さと手軽さを逆手に取り、はじめから他キャリアへのMNP移行を狙った契約であるとみられる。ユーザーはキャッシュバックなどのMNP特典を受け取れば解約料を支払っても“黒字”になるが、MNP元のキャリアにとってはせっかく獲得した回線の減少に直結するため、ダメージが大きい。解除料アップはこうしたMNP利用をけん制する狙いがあるのだろう。
ソフトバンクはプリペイド契約だけでなく、契約時に端末費用がかからないSIM単体契約と、一括0円で携帯電話を購入できるスマート一括についても、9月28日に解除料をアップした。SIM単体契約の解除料は、新規契約から3カ月以内に契約を解除すると2万790円、スマート一括は同じく3カ月以内の解約で2万5725円が発生する。
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