ニュース
「Web検索だけがPC時代のまま」 スマホ特化型検索アプリ「SmartSearch」、ヤフーから
スマートフォンからの利用に特化した検索アプリ「SmartSearch」をヤフーがリリースした。検索結果に画像やページサムネイルなどを多用し、視覚的にわかりやすいデザインになっている。
ヤフーは3月19日、スマートフォン利用に特化した検索アプリ「SmartSearch」を公開した。現在iPhone版のみの提供で、iPad版、Android版も今後公開予定。
スマートフォンが普及し、ネットの使い方や情報の取り入れ方が変わる中で「Web検索だけがPC時代から形を変えていない」とし、“検索を「探す」から「見つかる」に変える”がコンセプト。移動時間中、テレビを見ながら――など、すきま時間の検索を便利にしたいという。
ホーム画面には検索急上昇中ワードを40個表示し、テレビやネットのトレンドをリアルタイムにチェックできる。検索画面では、代表的な画像や辞書情報、関連ニュース、関連「NAVERまとめ」記事へのリンクなどがまとめられ、1画面で大まかな概要がつかめるデザインに。Web検索の結果を詳細表示すると、各サイトの該当ページがサムネイル状で並び、サイトの雰囲気や内容で直感的に選ぶことができる。
アプリのパフォーマンスを確保するため、現在は人数限定で配信中。ユーザーの要望を素早く反映し検証を重ねる実験的な開発手法を取り入れており、随時バージョンアップしていくという。
関連記事
- ヤフー、「3.11」検索による寄付額2500万円超に 上限500万円を撤廃
ヤフーが実施した「3.11」の検索数に応じてユーザーに代わって寄付するプロジェクトの寄付額が2568万3250円に決まった。当初500万円としていた上限設定はとりやめた。 - ソチ五輪、検索数最多はあの選手 「レジェンド」検索も急増 Yahoo!検索データより
ソチ五輪期間中にもっとも検索されたのは、あの選手だった。「レジェンド」の検索数も急増した。 - インフルエンザ・ノロの流行と検索数の関係は? ヤフーがビッグデータ分析公開
Yahoo!JAPANの検索データを利用したインフルエンザの感染状況と拡大予測リポートを同社が公開。検索数の増加に伴って患者数が増え、全国的に流行が広がっていく様子が分かるという。 - 「日本のIT、完敗の恐れも」 ヤフー、「パーソナルデータ」活用規制に危機感
「日本のITが完敗してしまう恐れもある」――ヤフーは、政府の「パーソナルデータに関する検討会」事務局が示しているデータ保護の方針に異議を唱える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.