レビュー
2015年夏も超シンプル路線――カンタンだけど高画質 「ARROWS NX F-04G」のカメラを徹底検証:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)
ARROWS X F-02E以来、ずーっと超シンプルなカメラ撮影機能を貫いているARROWSシリーズのスマートフォン。その最新作である「ARROWS NX F-04G」でも、例に漏れず超シンプルなカメラで、誰でもかんたんに高画質な写真が撮れる。ただし、自撮りは“ある事情”から注意を要する。
自分撮り時は目線に注意!
続いて人物作例にいこう。
まずは普通に屋外で。ちょっと暗かったので感度は上がったが、曇天下のけっこう暗い場所にもかかわらず、色はきれいに出てる。
F-04Gのワナはインカメラで自分撮りするとき。240万画素で、撮影最大解像度は1920×1080ピクセル(つまりフルHD)だ。昨今、インカメラの強化がトレンドなだけに、ここに大きく手を入れられなかったのは残念。
でもそれ以上にワナなのが、インカメラの位置。実は本体前面には2つのカメラがついている。ひとつはF-04Gの大きなウリである「虹彩認証」用のカメラ。もうひとつが自分撮り用のカメラ。
で、虹彩認証用カメラのまわりに緑の枠(Whiteのみ銀の枠)が描いてあって、大きいから目立つのだ。
これだとさ、自撮りするとき、誰でも「虹彩認証用」カメラを見ちゃうよね。というわけで、当人はカメラをちゃんと見てたつもりなのに、下の作例のようになっちゃうのです。その場で気づかなかったわたしも悪いんだけど。F-04Gで自分撮りされる方、お気をつけを。
いろいろ静止画撮影してみた
さてそれ以外の作例へといこう。まず、屋外で真っ赤なポルシェを。陽射しが当たっていて赤が飽和しちゃいそうなんだが、かなり頑張ってるし金属の質感もよし。
さらに近距離ものと料理をどうぞ。
最後は夜景。
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