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“Force Touch”搭載の「Mate S」、感圧タッチでスマホ操作はこう変わる重さも量れる(1/4 ページ)

新型iPhoneにも搭載されるとうわさの「Force Touch」(感圧タッチ)技術を搭載したHuaweiの「Mate S」。同社のリチャード・ユーCEOが新しいタッチ体験の一端を披露した。

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 ドイツ・ベルリンで開幕するIFA 2015に合わせて、中Huaweiは9月2日(現地時間)、現地でスマートフォン2機種の新製品発表会を開催。タッチ操作の強弱を感知する「Force Touch」(感圧タッチ)テクノロジーを搭載した、フラッグシップモデルの「Huawei Mate S」が登場した。

革命的なタッチ機能を搭載する「Mate S」

 Mate Sは2014年に発表した「Mate 7」(発表時はAsced Mate 7)の後継モデルだ。ディスプレイサイズを6型から5.5型へ小型化し、タッチパネル操作のユーザー体験を大きく変えるという、新しいユーザーインタフェース(UI)を搭載している。

 発表イベントに登壇したHuawei コンシューマー・ビジネス・グループのリチャード・ユーCEOは、「スマートフォンは人々の生活をより豊かにしてくれるツールであり、そのためにはどんな製品が求められているかを考えて行った結果、機能だけではなくデザインも重要な要素になった」とMate Sの開発経緯を説明した。

 Mate Sはデザインと質感を高めると同時に、タッチ操作に大きな革命を取り入れている。その1つが、画面を押す圧力の強弱を感知するForce Touchだ。ユーCEOは、「スマートフォンを使う消費者にとって、画面をタッチするという操作は、スマートフォンを介して人と人が“つながる”ための重要な操作になっている」と、タッチ機能を進化させた理由を語った。

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Huawei発表会会場。「Touhc Made Powerful」と、タッチ操作が新製品のキーワード
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スマートフォンは通信機器から人々の生活を拡張するツールへと進化
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機能だけではなくデザインも重要な要素
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画面タッチは、スマートフォンを使って人と人を“つなぐ”ための操作でもある

 ユーCEOは、Mate Sは「デザイン=Beatutiful Harmony」「タッチ=Powerful Touch」に加え、「カメラ=Creative Camera」「快適なユーザー体験=Smart Life」という4つの大きな特徴を持つことを紹介。まずデザイン面では、フラッグシップモデルにふさわしい高級感あふれる仕上げを採用した。本体はMate 7同様のフルメタルボディで、側面の角部分はダイヤモンドカット加工と呼ばれるエッジを落とした仕上げとし、これがデザイン上の大きなアクセントとなっている。この処理により本体側面の最薄部分は2.65ミリとかなり薄い。また女性ユーザーを強く意識したピンク系統のカラーも用意した。

 デザイン上のライバルとして挙げられたのが「iPhone 6」だ。iPhone 6の背面はMate S同様のメタル素材だが、アンテナをレイアウトする関係で白い樹脂のラインが上下部分の端面と横に走っている。

 その幅は2ミリあり、特にゴールドモデルでは白い線が目立っている。これに対してMate Sは、アンテナ幅を1.5ミリと細く、またボディーと同じ色合いにした。しかも上下に横1本線ずつとすることで、より目立たなくなっている。これは前述したピンクモデルも同様で、カメラ周りやアンテナラインも同型のピンク色でまとめられている。

 さらにそのボディは、同じ5.5型の「iPhone 6 Plus」よりもコンパクトに仕上げた。サイズは長さ149.9ミリ、幅75.3ミリで、それぞれiPhone 6 Plusより8.2ミリ、3.5ミリ小さい。

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「Huawei Mate S」を発表するユーCEO
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Mate Sは4つの大きな特徴を持つ
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メタルボディをダイヤモンドカット加工し、最薄部は2.65ミリと薄い
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淡い色合いのコーラルピンクも投入する
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iPhoneの背面にあるアンテナラインとは異なり、Mate Sはラインが細く色合いもボディカラーと同じだ
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iPhone 6 Plusとのサイズ比較。Mate Sのほうが一回りコンパクト
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