iPhoneを使っていると避けられないのが、利用頻度が高い充電関連のトラブル。その原因は、端末本体から、バッテリーや充電アダプターの不具合によるものまで多岐にわたるため、どう対処すべきかの判断も難しくなってきます。そんなときは焦らずに、以下の情報を参考に手持ちのiPhoneをチェックしてみてください。
iPhoneが充電できないときは?
iPhoneにLightningケーブルを接続しても充電できない場合は、「電源の不具合」「充電用アクセサリーの不具合」などが原因として考えられます。
コンセントやPCの電源自体にトラブルがないか、充電に使っているアクセサリーに不具合がないか、充電の場所やアクセサリーを変えて確認してみましょう。特に、充電に使うアクセサリー類は使用頻度も高く、故障しがちなのでよく確認しましょう。
また、iPhoneをバッテリーがなくなるギリギリまで使った場合は、充電しても画面にしばらく何も表示されない場合があります。少し時間を置いてから再起動しましょう。
壊れたLightningケーブルを無償で交換する
もし、充電できない原因がLightningケーブルの故障であれば、すぐに新しいものに変えることをオススメします。保証期間内であれば、iPhone本体と同様に保証が適用され、無料で新しいLightningケーブルに交換できます。
購入から1年間、もしくは「AppleCare+for iPhone」に加入していれば、購入から2年間が保証の対象となります。普段使いでケーブルが壊れてしまった場合は交換できる可能性も高いのですが、ケーブルが明らかに断線していたり、被覆が破れて内部の導線が真っ二つに裂けてしまっていたりする場合は、保証の対象外になることもあるため注意が必要です。
Lightningケーブルの交換方法は以下の3つ。
1.アップルストアに持参する
2.正規サービスプロバイダに壊れたケーブルを持ちこむ
3.サポートセンターに電話する
いずれの場合でも、あくまで「交換」になるため、破損したLightningケーブルは新しいものを受け取る際に必要となります。なお、サポートセンターに問い合わせる場合は、クレジットカード情報も必要となります。
iPhoneが膨らんでいたらバッテリーに注意
上記の他、明らかにiPhoneが膨らんでいるなどの異変があれば、取り扱いに注意が必要です。まだ使えるからと放置していると、故障の原因となります。
もし、液晶のディスプレイや背面が本体から少し浮いて隙間ができていたら、バッテリーが膨張している可能性大です。高気温の下で充電し続ける、直射日光に当てる、過充電を繰り返すなどの行動は控えましょう。
また、以下の項目もチェックしてみてください。
- バッテリーの持ちが悪くなってきた
- バッテリー残量がまだあるのに、電源が落ちてしまう
- 電源が入らなくなった
- 充電ができない(Lightningコネクターの故障という可能性もあるため、コネクターを変えて充電を)
- iPhoneを振ってみると、カタカタと音がする(本体からバッテリーが外れている可能性もあり)
1つでも当てはまるものがあれば、バッテリーの交換時期です。バッテリーの交換や修理などの料金は、製品保証や「AppleCare+」の保証状況によっても異なりますが、以下が修理代金の目安になります。
製品保証期間内、またはAppleCare+に加入している場合は0円、保証対象外になると7800円(税別)の料金がかかります。バッテリーの蓄電容量が本来の80%未満に劣化している場合は、バッテリーを無償で交換できます。なお、過失や事故による損傷は、Apple製品1年限定保証(製品保証)の対象外となるため、詳細はサポートセンターに確認してみてください。
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