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日本初! 振って操作できるケータイ「V603SH」(懐かしのケータイ)
モーションコントロールセンサーを日本で初めて搭載し、本体を傾けたり振ったりすることで操作できるV603SH。テレビの視聴・録画やFMラジオの聴取もできました。
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「V603SH」です。
V603SHは、モーションコントロールセンサーや光学2倍ズーム対応の202万画素カメラを搭載した回転2軸スタイルのPDC(2G)ケータイです。
日本では初めてモーションコントロールセンサーを搭載したケータイで、本体を傾けたり振ったりすることでメニュー操作が行えたり、登録した特定の動きに応じて機能を呼び出したりすることができます。
また、対応アプリの操作にも利用可能で、本体を持ってスイングするゴルフゲームや、本体の傾きで銃口を合わせるガンシューティングゲームなどが体験版としてプリインストールされました。
地上アナログTVチューナーを搭載していてテレビを見ることもできました。予約はできませんが録画機能に対応。同チューナーを利用してFMラジオの聴取や録音もできました。
「V603SH」の主な仕様
- 発売日:2005年2月18日
- キャリア:ボーダフォン
- メーカー:シャープ
- サイズ:約50(幅)×99(高さ)×25(奥行き)mm
- 重量:約142g
- メインディスプレイ:2.4型(320×240ピクセル)ASV液晶 約26万色
- アウトカメラ:有効約202万画素CCD
- ボディーカラー:ブリーズィゴールド、ピュアシルバー、ヒーリングブルー、ライムグリーン、ピンク
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