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コラム

Y!mobileとUQ mobile、学割で安いのはどっち?

月額2000円以下でスマホが持てることをアピールするMVNO。中でも大手携帯キャリアの「サブブランド」といわれるY!mobileとUQ mobileが展開する、学割内容を比較しました。

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 この春、進学を機に子供に初めて携帯電話を持たせたり、もともと持っているフィーチャーフォンやキッズケータイをスマートフォンに買い替えてあげたりすることを検討しているご家庭は多いでしょう。

 しかし、スマートフォンの本体代や通信費は高いとイメージしている人も少なくなく、子供にスマートフォンを持たせることに難色を示すご家庭も多いのではないでしょうか。

 そんな中、ここ数年は「格安SIM」「格安スマホ」などと呼ばれる、携帯キャリアから通信帯域を借り受けてサービスを提供する事業者(MVNO)が続々と市場に参入しています。家電量販店が積極的に取り扱い、月額2000円以下でスマートフォンが持てることをアピールし続けていることで、これを子供用のスマートフォンに選ぶ家庭も増えてきています。

 また、それと同じく大手携帯キャリアのサブブランドとも呼ばれているY!mobileとUQ mobileにも人気が集まっています。2社はテレビCM、街頭広告で「1980円」の安さを打ち出しており、大手携帯電話会社並の通信の快適さと相まって、子供に持たせる安価なスマートフォンの代表格として人気を集めています。

 今回はこのY!mobileとUQ mobileが今春展開している「学割」の内容を比較していきます。なお、価格は全て税込表記。

ymobileuqmobile Y!mobileUQ mobileの学割、安いのは……?

Y!mobileとUQ mobileの学割は「ほぼ」同じ

 契約1年間、月額料金が1000円割引、データ容量が最大2年間2倍に増量、家族割引適用で500円の割引が受けられるなど、もともと提供されているキャンペーン内容が非常に似ているY!mobileとUQ mobile。

 今春提供されている学割についても非常に似た内容になっています。


それぞれの学割内容

 それぞれの学割ですが、

 ・基本料が無料になる

 ・次回機種変更までデータ容量が2倍になる

 が共通しています。

 UQ mobileだけの特典として、同社が提供する料金プランのうち、通話定額が提供されない代わりに無料通話分が付与される「ぴったりプラン」を選択した場合、「UQゼロ学割」を適用したとすると「次回機種変更時まで無料通話がずっと2倍」の特典が適用されるようになっています。

これから契約するならどちらがお買得?

 Y!mobileとUQ mobileの代表的な料金プランは、

 ・5分、または10分以内の国内通話が定額

 ・S/M/L、データ容量を3種類から選ぶシンプルなプラン

 と、ほぼ共通した内容になっており、最安は1980円から利用できる点でも同じ。

 ここまでにも書いた通り、学割の内容は同じと言って差し支えありません。


学割時の各社料金

 2社とも料金プランや学割の内容は、大手3社と比較するとシンプルになっているため、試算結果は同じです。学割による割引が終了した後の月額についても全く同じです。

 試算結果には、本体代金や機種購入に伴って発生する「端末購入補助」と呼ばれる「月額割引」などは含めていません。

 購入する店舗によっては、

 ・2万〜7万するスマートフォン本体代金を大幅に値引き

 ・さらに端末購入補助が適用され、学割適用以上に毎月の月額料金が安くなる

 といった、大幅な値引きを打ち出した独自のキャンペーンも度々見かけます。

 それ次第では、Y!mobile、UQ mobileでどちらかが大幅に安く利用できるものも見つかるでしょう。

 「安い!」の評判と「学割」だけで選ぶ場合、このY!mobileとUQ mobileに大きな差はありません。

 ここは電波状況や通信速度、企業イメージで選んでいい部分でもあり、前述した店舗毎の独自キャンペーンを基に選ぶのがベストと言えます。

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