ZTE、縦長ディスプレイとデュアルカメラを搭載した「BLADE V9」を発表:Mobile World Congress 2018(2/2 ページ)
ZTEのミドルレンジスマートフォンに新モデルが登場する。アスペクト比9:18の縦長ディスプレイを搭載し、ガラス素材とアルミフレームによって上質感を演出している。一部スペックを下げた廉価版も合わせて発売する。
V9よりちょっとコンパクトな廉価モデル「BLADE V9 VITA」
V9の廉価モデル「BLADE V9 VITA」は、ディスプレイのアスペクト比は9:18と変わらないが、サイズが5.45型とひと回り小さくなっている。本体背面もマットな樹脂素材に変更されている。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 435」(CPU部は1.4GHz 8コア)で、メインメモリは2GBまたは3GB、ストレージは16GBまたは32GBとなる。
販売価格は、2GBメモリ・16GBストレージモデルが179ユーロ(約2万4000円)、3GBメモリ・32GBストレージモデルが199ユーロ(約2万6000円)となる。
グローバルで展開する携帯電話メーカーであることをアピール
発表会の冒頭には、ZTE Mobile Deviceのリシン・チェンCEOが登壇した。
チェンCEOは同社が北米、カナダ、スペイン、オーストラリア、メキシコ、ロシアの市場シェアでトップ5に入っていること、特許国際出願件数で7年連続トップ3にいることを紹介。モバイル端末メーカーとしての実力をアピールした。
2017年、米ニューヨークで発表された「Axon M」(NTTドコモでも「M Z-01K」として発表 )が、米AT&T、NTTドコモやヨーロッパのイギリスVodafoneなど、グローバルに展開されていることも紹介した。
また、今回のMWCにおいて下り最大1.2Gbpsを実現するスマホ披露すること、2019年始めには5Gに対応したタブレット、スマートボックスやモバイル端末などのリリースを予定していることを語り、技術力の高さもアピールした。
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