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東京五輪に期待大! ドコモが提供する新しいスポーツ観戦の形とは?Mobile World Congress 2018(2/2 ページ)

5GやARといった技術を使った分野で注目しておきたいのが、スポーツテック。2020年に控えている東京五輪は、最新のITや通信の技術を披露する場になりそうです。Mobile World Congress 2018のドコモブースで、その一端を見てきました。

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東京五輪でも5Gをアピール

 MWC会期前の2月25日、Intelは記者会見を開き、2020年の東京五輪ではドコモと協業して、5G技術を活用したソリューションを提供していくことを明らかにしました。NTTグループは東京五輪のゴールドパートナーとしてスポンサー契約を結んでおり、通信技術で東京五輪を支援します。

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Intelの会見では平昌五輪の振り返りと東京五輪に向けた構想が発表されました

 Intelは2017年から五輪の公式パートナーとなっており、平昌五輪の開閉会式ではドローンによるライトショーを行った他、韓国の通信事業者であるKTとともに5Gの大規模デモを実施。タブレットでの高画質のストリーミング配信や、360度ビューのVR映像の提供を行いました。

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NTTドコモ取締役常務執行役員兼CTOの中村寛氏

 会見に登壇したNTTドコモ 取締役常務執行役員兼CTOの中村寛氏は、「東京五輪は5Gのデモンストレーションをできる素晴らしい機会」と期待を寄せます。2018年から提供開始した「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」についても触れ、「今後の5G革命は通信事業者1社ではできないもので、企業とのコラボレーションが必要となる。パートナー・プログラムに参画する600社以上のパートナーと協業していく」と宣言しました。

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5Gで新しい価値を提供するにはさまざまなパートナー企業とのいいコラボレーションが必要

 世界では韓国や米国など、2018年から2019年にかけて5G商用化が始まる国も少なくありません。東京五輪が開催される2020年は、まさに世界中で5Gが商用化されて初めて迎える五輪となるのです。

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MWCを取材して、東京五輪ががぜん楽しみになってきました!

 そんなタイミングで、東京でオリンピックが開催されるなんて超ラッキー。スポーツで盛り上がるのはもちろん、日本国内外のIT企業にとって東京五輪は、5Gを活用したさまざまな技術やサービスをアピールするショーケースの側面もありそうです。2020年は未来のスポーツ観戦を体験できる、ワクワクが止まらない大会になるかもしれません。

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