レビュー
今までとは一味違う! 「AQUOS R2」デュアルカメラで撮りつくす:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)
シャープの「AQUOS R2」は、同社としてはかなり久しぶりのデュアルカメラスマホ。ただ、最近はやりのデュアルカメラとは一線を画している。面白いので撮り試してみるのである。
静止画もAIで自動認識
さてこのワイドカメラだけれど、「ドラマティックワイドカメラ」という名がついた動画専用。1630万画素のセンサーを持ってはいるが、静止画の撮影では使えない。
残念だけれど、動画に特化した設計になっているのだろう。
一方、メインカメラは20mm相当のかなりの広角レンズと、2250万画素(22.5M)センサーを組み合わせた高画素タイプ。レンズもF1.95と明るめ。
撮影モードはいくつもあるが、「AIオート」モードが新しい。そこをチェックしよう。
AQUOSスマホは、もともと撮影シーンを認識する機能は持っていて、料理は自動的に「料理」と認識するなどなかなかの優れものだった。
そこに、今のトレンドであるAIを持ってきて「AIオート」にしたということだろう。
対応するシーンは9種類。そこからいくつか紹介する。
まずは「人」。シャープらしさはこのスクリーンショットを見てもらえると良いかも。
注目は2枚目の撮影画面。最近のスマホは一般的に「顔」を認識する。しかし、AQUOS R2は「人」を認識する。顔が見えていなくても、全体を見て「人」と認識するのだ。
これはすごい。
上のポートレートは「人」と認識して撮ったもの。色もナチュラルで良い感じ。レンズはかなり広角なので、人を撮るときは顔を中央付近に置いた方が良い。
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