「世界最小」をうたうスマートロック「SESAME mini」登場
CANDY HOUSE JAPANは、クラウドファンディングサイト「Makuake」でスマートロック「SESAME mini」の先行予約販売を開始。日本の住宅に合わせ、スマートスピーカーとの連携や鍵の管理など機能はそのままにサイズを半分にしている。
CANDY HOUSE JAPANは、8月28日にクラウドファンディングサイト「Makuake」でスマートロック「SESAME mini」の先行予約販売を開始した。
本製品は2015年にクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で出品し、米国や欧州、アジア、日本など世界中で約5万台を展開するスマートロック「SESAME」のサイズを半分にしたモデル。同社は世界最小のスマートロックとうたっている。重量を20%軽くし、MIWA75PMやMIWA85RAなど対応鍵の種類も大幅に増加している。高温は45度、低温は-20度の状況下で一万回以上の回転テストをしており、故障や剥がれ落ちる心配がないとしている。
スマートスピーカー「Googl Home」や「Google アシスタント」「Amazon アレクサ」「Apple Watch」からの解錠・施錠に対応し、PCで解錠・施錠、鍵の状況や履歴などを一括管理できる。特定のSESAMEの稼働率などをグラフで可視化することもでき、アプリ上でゲストに鍵をシェアできる。
ログインはFacebook・Googleアカウントで行える他、帰宅を察知して自動で解錠する「手ぶら解錠」、端末をノックして解錠する「ノック解錠(IOSのみ)」機能、5秒〜4分の間で時間を選べるオートロック機能も搭載する。
取り付けは3Mテープで行うため工具は不要で、傷つけずに外せるため賃貸物件でも利用可能。別途Wi-Fiアクセスポイントと併用すれば世界中どこからでも鍵の開閉や「SESAME」の操作が行える。IFTTT対応でさまざまなサービスと連携でき、APIも公開。カラーはホワイト、マットブラック、シャンパンシルバー、シャンパンゴールドの4色。
通常価格は1万4800円(税込)で、9800円コースやWi-Fiアクセスポイントとセットの1万3800円セットコースなどを用意。好きな文字を入れられるロゴカスタマイズや、好きな色のカバーとサムターンを選べるカスタマイズカバーのオプションも提供する。
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