ニュース
Huaweiが新型AIチップ「Kirin 980」を発表 「Mate 20」シリーズは10月発表へ:IFA 2018(2/2 ページ)
Huaweiのリチャード・ユー氏がIFA 2018で基調講演を行った。そこで新しいプロセッサ「Kirin 980」を発表。これを搭載した新スマートフォン「HUAWEI Mate 20」シリーズを、10月16日にロンドンで発表することも予告した。
HUAWEI P20/P20 Proの追加モデルも発表
ユー氏は、続いて、同社のスマートフォンの販売が好調であることを報告。日本でも発売されたHUAWEI P20/P20 Proは、ローンチから5カ月で出荷台数が1000万台を超えているという。
好評に応えて、HUAWEI P20/P20 Proに「Morpho Aurora」と「Pearl White」の2色を追加することを発表した。さらに、HUAWEI P20 Proは、イタリア製の本革を用いた特別モデルの発売も発表。メインメモリが8GB、ストレージが256GBとスペックも強化し、欧州での価格は999ユーロ。日本での発売には言及されていない。
ルーター内蔵のスマートスピーカーも発表
家庭でAIの利便性を享受できる新しいデバイスとして「HUAWEI AI Cube」を発表した。Amazon Alexa対応のスマートスピーカーだが、4Gルーターの機能も持ち、4G LTEは最大300Mbps、Wi-Fiは802.11ac対応で最大1200Mbpsでの通信が可能だという。スピーカーとしての音質や、ユーザーの声を認識するマイクの性能に注力したこともアピールされた。
さらに、大切な物などに装着して、置き忘れなどを防止できる「HUAWEI Locator」という新製品も紹介した。
関連記事
- トリプルカメラ+AIの実力は? 「HUAWEI P20 Pro」のカメラを試す
「HUAWEI P20 Pro HW-01K」が発売されました。その特徴は「トリプルカメラ」と「AI」、ということで撮り試してみました。 - ライカのトリプルカメラを搭載した「HUAWEI P20 Pro」、ドコモから登場 おサイフケータイ対応
ドコモがHuaweiの「HUAWEI P20 Pro」を6月下旬に発売する。ライカのトリプルカメラを背面に搭載しており、最大5倍相当の光学ズームが可能。日本独自の機能としておサイフケータイにも対応している - 「HUAWEI P20 Pro」のカメラは何が変わったのか? 実機をいち早く使ってみた
Huaweiが新しいフラグシップスマートフォン「P20」と「P20 Pro」を発表。画像センサーを大型化し、低光量での撮影画質が向上。さらに、HUAWEI P20 Proは初めてトリプルレンズを搭載するなど、大幅な性能強化が図られている。 - P20/P20 Proだけでなくポルシェデザインも Huaweiが一挙3製品を投入する理由
Huaweiの新製品は、今後のラインアップを大きく変えるものになる。春に「P」、秋に「Mate」と2つの製品の柱を持つHuaweiは、Pシリーズの縦展開を強化することで製品の幅をさらに広げようとしているのだ。 - AIチップ搭載でさらに賢く Huawei「Mate 10」「Mate 10 Pro」はココが変わった
Huaweiが新型スマートフォン「Mate 10」と「Mate 10 Pro」を発表した。従来の「P10」や「Mate 9」から何が変わったのか? 発表会の現地レポートをお届けする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.