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スマートHDRに注目! 8つのポイントからチェックする「iPhone XS」カメラの進化(前編)荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

2018年、今年も新型iPhoneのシーズンがやってきた。わたしも「iPhone XS」を購入したので「広角カメラ」「スマートHDR」「ポートレート」についてチェックしていくのである。

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 今年(2018年)も、無事新型iPhoneが出たわけである。良いことですな。

 今までと違うのは、標準モデルと大画面モデル、つまり「iPhone XS」と「iPhone XS Max」のカメラ性能が全く同じであること。

 今までは大画面モデル(つまりPlus)はデュアルカメラ、そうじゃないのはシングルカメラと差別化されていたので、「一番カメラ性能が高いヤツ」を狙うと大画面モデルを選ばざるを得なかったのだが、今回はどっちでもOK。

 よって、わたしが買ったのはiPhone XSの方。「撮るときも鑑賞するときも画面がデカい方が良いじゃないか!」と言われるとぐうの音も出ないのですが、小さい方を選んだのは、片手でも撮れるサイズだから。「iPhone X」を1年使って、このサイズ感が気に入ったのです。

 というわけで、iPhone XSのカメラ面での特徴を前後編に分けて見てみる。今回は前編。画角や「スマートHDR」の効果などをチェックしていく。

iPhone XS
筆者はiPhone XSの「ゴールド」を購入したのであります

見た目的にはあまり変わらないけれど……

 iPhone XSのカメラは、おおむねiPhone Xと同じ。

 アウトカメラは縦に並んだ「広角+望遠」のデュアル構成で、どちらも光学式手ブレ補正付き。回りをパッと見ただけでは、ほとんど違いは分からないと思う。

iPhone XとXS
左側がiPhone X、右側がiPhone XS。カラーの違いはさておき、アウトカメラだけを見ると違いはほぼ分からない

 撮り比べの対象として、iPhone Xに加えて、さらに1つ前のデュアルカメラモデル「iPhone 7 Plus」さんにもご登場願い、計3機種を撮り比べつつiPhone XSのカメラの特徴をポイント別にチェックしていく。

 はてさて、どこまで進化しているのか?

撮り比べ対象
今回はiPhone XS、iPhone 7 Plus、iPhone Xで撮り比べ。同じゴールドでも、iPhone 7 PlusのものとiPhone XSのものでは質感がずいぶん違う
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