Androidのバッテリーを節約する10の方法:スマホ×バッテリー快適ライフ(1/3 ページ)
スマートフォンのスタミナは、設定によって変わる。設定項目が多く、柔軟度の高いAndroidでは、まず何をすればいいのかが見えにくいものだ。本稿では、バッテリー持ちを長引かせるために活用したい10個の設定をご紹介しよう。検証にはAndroid 9搭載の「Pixel 3」を用いている。
スマートフォンのスタミナは、設定によって変わる。設定項目が多く、柔軟度の高いAndroidでは、まず何をすればいいのかが見えにくいものだ。本稿では、バッテリー持ちを長引かせるために活用したい10個の設定をご紹介しよう。
なお、検証にはAndroid 9搭載の「Pixel 3」を用いているが、機種やOSのバージョンによって詳細が異なる場合もあるので、ご了承いただきたい。
(1)「バッテリーセーバー」を有効にしよう
Android搭載のスマートフォンでは、バッテリー消費を抑えるための「バッテリーセーバー」機能が利用できる。最新のAndroid 9の場合、バッテリーセーバーをオンにすると、一部アプリのバックグラウンド更新がオフになり、画面がオフのときに位置情報サービスが使われなくなる。
機種独自の節電機能を備えているケースも多い。例えば「Xperia」シリーズなら、日常的に活用するための「省電力モード」と、災害時などに最低限の機能だけを残す「緊急省電力モード」が用意されている。手持ちのスマートフォン独自の機能がある場合には、その内容を確認して使いこなそう。
(2)バッテリーの最適化をオンにする
Android 9では、同じく「バッテリー」の設定項目に「自動調整バッテリー」という機能が追加されている。これをオンにしておくと、スマートフォンがユーザーの利用傾向を学習し、使用頻度の低いアプリのバッテリー使用が自動的に制限されるようになる。
初期状態で有効になっている機能だが、ふとした操作でオフにしてしまっている場合には、あらためて有効に切り替えておこう。
(3)バッテリー消費量の多いアプリを制限する
バッテリーを浪費するアプリは手動でアンインストールしたり、不具合がある場合には、強制終了したりすることも重要だ。バッテリーの消費状況を確認するには、「設定」から「その他アイコン(画面右上にあるアイコン)」をタップして、「電池使用量」の画面に切り替えればよい。
この設定画面から、よく使うアプリのバックグラウンドでの電池使用を個別に制限しても、バッテリー持ちの改善につながるはずだ。
(4)ディスプレイを調整する自動調整をオフにし、手動で設定
ディスプレイ表示は、バッテリーを大量に消費しがちだ。特に直射日光下の屋外や、窓際のデスクなどでは、意図せずに画面の明るさが高くなり、バッテリー消費を早めてしまう。そういった場合には、「明るさの自動調節」をオフにし、「明るさのレベル」を小さく整えよう。
ただし画面が極端に暗くなると、視認性が悪くなる。また、周囲の明るさが暗くなった場合に、調整を怠ると反対にバッテリーの消費が増えてしまうこともある。一般的な利用では「明るさの自動調整」はオンにしておく方がよい。バッテリー残量が少なくなったときの応急処置的な対策として活用するのがオススメだ。
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