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Androidのバッテリーを節約する10の方法スマホ×バッテリー快適ライフ(2/3 ページ)

スマートフォンのスタミナは、設定によって変わる。設定項目が多く、柔軟度の高いAndroidでは、まず何をすればいいのかが見えにくいものだ。本稿では、バッテリー持ちを長引かせるために活用したい10個の設定をご紹介しよう。検証にはAndroid 9搭載の「Pixel 3」を用いている。

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(5)画面のスリープ時間を短くする

 同じくディスプレイの設定項目から、「詳細設定」内にある「スリープ」をカスタマイズしておきたい。画面操作をしていない際に、なるべく早く画面がオフになるように設定しておけば、うっかり画面をつけっぱなしにしたことによる余計なバッテリー消費を予防できる。

AndroidバッテリーAndroidバッテリー 「設定」アプリから「ディスプレイ」を選択し、「詳細設定」内の「スリープ」をタップ(写真=左)。ここでは最も短い「15秒」を選択(写真=右)

 また、Pixel 3のようにスリープ画面に情報を表示する「アンビエント表示」機能が備わっている機種では、こうした機能をオフにしておくことも重要だ。

(6)位置情報の利用をカスタマイズする

 位置情報を取得することでもバッテリーを消費している。地図アプリの場合には、ナビゲーション機能を利用するのに必要だが、長時間利用しない場合には、これをオフにすることで省電力につながる。

AndroidバッテリーAndroidバッテリー 「設定」アプリで「セキュリティと現在地情報」をタップ(写真=左)。画面下部にある「位置情報」をタップ(写真=右)
Androidバッテリー
「位置情報の使用」をオフにすればよい

 また、アプリごとに位置情報を取得するかの権限も変更できる。マップなど必要なアプリは有効にしておき、位置情報を使わなくてもよいアプリに関しては、権限を付与しない方がよい。これは上記の「位置情報」画面で「アプリレベルの権限」を選択することでカスタマイズ可能だ。

(7)通信機能と通知ライトをオフにする

 Wi-Fi、Bluetoothなどをオンにしておくと、実際に通信をしていなくても接続先を探したり、周辺機器と通信したりすることでバッテリーを消費しがちだ。節電を徹底するのであれば、非使用時には、小まめにオフにしておこう。

AndroidバッテリーAndroidバッテリー 「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップし、「Wi-Fi」のスイッチをオフに(写真=左)。「設定」から「接続済みの端末」→「接続の設定」→「Bluetooth」をタップしてスイッチを切り替える(写真=右)

 もちろん、ワイヤレスイヤフォンなどを使用すると端末のバッテリー消費は増えやすい。バッテリーの持ちが気になるタイミングでは、周辺機器の使用を控えよう。

(8)キー操作音とバイブレーションをオフにする

 キーボードの操作音やバイブレーションによるフィードバックをオフにすることも、バッテリーの消費を抑えることにつながる。

AndroidバッテリーAndroidバッテリー パッドの操作音」「タッチ操作音」「タップ操作時のバイブ」をそれぞれオフにしておこう(写真=右)

 ポコポコという触感は心地よいが、別になくてもいいという人は、オフにしておくことで、バッテリーの持ちが少し伸びるかもしれない。

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