H.I.S.モバイル、6月18日から最低利用期間と解約違約金を撤廃
H.I.S.モバイルは、6月18日から最低利用期間と解約違約金を撤廃すると発表。これにより事務手数料と月額基本料金でサービスを試せるようになる。これに合わせ、78の国・地域で通信できる「変なSIM」カード本体と海外通信プラン1日分相当をプレゼントするキャンペーンを行う。
MVNOサービス「H.I.S.モバイル」は、6月18日から最低利用期間と解約違約金を撤廃すると発表した。(記事内の価格はすべて税別で、海外通信プランは不課税)。
同社は、総務省の携帯料金引き下げを議論する有識者会議で、MNOからMVNOへの乗換障壁とされていた違約金への方針決定を受けて実施。月額基本料金と携帯端末の分離プランを促進する環境改善へ向け、先行的取り組みを目指す。
これによりH.I.S.モバイルのサービスは、事務手数料3000円と月額基本料金945円から格安SIMサービスを試せるようになる。また、手元にある端末や通信サービスを維持しながら格安SIMを試用したユーザーのため、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone Xのリファービッシュ品と新品のAndroid搭載スマートフォンの取り扱いを開始する。
これに合わせ、H.I.S.モバイルへの新規申込み・他社からのMNP転入者を対象としたキャンペーンを実施。特典として1日500円で78の国と地域にて海外通信を利用できるサービス「変なSIM」カード本体1980円と海外通信プラン500円分(1日分相当)、H.I.S.で旅行を申し込んだユーザーには海外通信プラン最大3000円分(6日分相当)をプレゼントする。キャンペーン期間は6月18日〜10月31日で、対象商品は日本国内の通話SIM商品すべて。
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