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Google、Android月例パッチ公開 深刻度「重大」9件を含む修正 Pixelでは機能強化も
GoogleがAndroidの月例セキュリティ情報を公開した。深刻度が4段階評価で最も高い「重大」9件を含む多数の脆弱性が修正される。Pixelシリーズの場合は音楽解析や日本語ユニコードなどの改善も行われる。
米Googleは7月1日(現地時間)、Androidの月例セキュリティ情報を公開し、これまでに発覚した脆弱性に関する詳細を明らかにした。キャリアや端末メーカーなどのパートナーには1カ月前までに通知しており、パートナーを通じてユーザーに脆弱性修正パッチが配信される。
Androidセキュリティ情報で公開されたパッチは「2019-07-01」と「2019-07-05」。「2019-07-01」では、深刻度がGoogleの4段階評価で最も高い「重大」に分類された脆弱性が4件、「高」に分類された脆弱性が8件対処した。「2019-07-05」は「重大」が5件、「高」が16件。
Pixelシリーズの場合は、これらの脆弱性対処を含む月例アップデートで、「OK Google」および「この曲は何?」機能の改善や、Unicodeの日本語サポートの強化などが行われる。
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