家族旅行で「Fire TV」を“モバイル” WiMAX 2+とシェアパックで“ガンガンいこうぜ”:5分で知るモバイルデータ通信活用術(1/3 ページ)
Amazonの「Fire TV」は、自宅のテレビに付けて楽しむもの……ですが、家族旅行の際に、据え置き型WiMAX 2+ルーターと一緒に“モバイル”してみることにしました。
以前、筆者は据え置き型WiMAX 2+ルーターと「Google Home mini」を家族旅行に持っていきました。
今回はその続編。据え置き型WiMAX 2+ルーター、Google Home miniに加えて「Amazon Fire TV Stick 4K」を家族旅行で活用してみました。
据え置き前提でもコンパクトな「Fire TV Stick 4K」
「Amazon Fire TV Stick」シリーズは、テレビなどのHDMI入力端子に直接挿して「Amazon Prime Video」「Netflix」「Hulu」の動画コンテンツを再生できるデバイス。最近になって「YouTube」も再び見られるようになりました(参考記事)。
利用シーンを考えると、Fire Stick TVシリーズはどう考えても据え置き(≒テレビに差し込みっぱなし)前提です。しかし、4K(3840×2160ピクセル)コンテンツに対応する上位モデル「Amazon Fire TV Stick 4K」(直販で税込み6980円)でもサイズはコンパクト。HDMIコネクター部分を含めても108(幅)×30(高さ)×14(奥行き)mmと、持ち運んで旅先で使うのに全く問題ありません。
問題は「通信手段」
しかしながら、Fire TVシリーズを旅先で使う場合、データ通信量が大きい動画の閲覧に耐えうる高速な通信環境を用意できるかどうかが鍵となります。
滞在先に高速ブロードバンド回線を用いたWi-Fi(無線LAN)と、HDMI入力端子の使えるテレビがあることがあらかじめ分かっていれば問題ありません。しかし、ホテルのWebサイトなどの案内で「客室内Wi-Fi完備!」と書いてあったとしてもトラフィック(通信)が集中する時間帯は目に見えて通信速度が低下することがありますし、そもそも論として宿泊施設の固定回線が高速であるとは限りません。
今回の旅行で滞在した沖縄県宮古島市の宿泊施設には、そもそもインターネット接続環境が用意されていませんでした。このことは事前に分かっていたため、据置型WiMAX 2+ルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」を用意。固定回線代わりに使うこととします。
ただし、WiMAX 2+回線には「3日当たり10GB」の通信量制限があります(参考記事)。そこで、制限に引っかかった場合と、施設でのWiMAX 2+の電波状況がイマイチな場合の「代打」として、NTTドコモの「ウルトラシェアパック50」を契約した回線も準備しました。
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